映画ライターに聞いた、見ると時間をムダにしたと激しく後悔する映画5選

更新:2018/04/19

社会人ライフ

映画ライターに聞いた、見ると時間をムダにしたと激しく後悔する映画5選

映画というのは時間軸があるエンターテインメントですので、見終わるには決まった時間がかかります。その時間がたった後「面白かった!」ならいいのですが、「何じゃこりゃ!」だと「時間がムダになった」となりますよね。今回はそんな時間の無駄になるかも、という映画をご紹介します。

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映画ライターの人に5本挙げてもらいました。仕事に差し障りが出るとのことで名前は秘します(笑)。

●『地球が静止する日』

1951年の『地球の静止する日』のリメーク作で2008年に公開されました。元の『地球の静止する日』はファンの多い一種カルト化している作品ですが、このリメーク版は元の映画が持っていたいいところを全て台無しにしたような作品だとか。

●『47RONIN』

日本の伝統的な物語「忠臣蔵」をハリウッドが映画化した大作。日本人的には「大丈夫? 大丈夫なの?」と心配する題材ですが、案の定「あー......」という出来栄えに。日本にできるだけのリスペクトは払った結果というのは伝わってくるのですが、なんとも残念な出来栄えになっています。

この作品と上の『地球が静止する日』とも主役はキアヌ・リーブスです。キアヌさんは地雷ものに好んで出演する傾向があるのではないでしょうか。『マトリックス』以降、彼のフィルモグラフィーはいまひとつであります。

●『魍魎の匣』

京極夏彦先生の超傑作『魍魎の匣』を原作にしながら、斜め上の散々な出来になってしまった映画。「誰がどう見ても中国じゃん」という風景が「戦後すぐの日本」として堂々と見せつけられる時点で観客の度肝を抜きます。

ストーリーの展開もぐだぐだで、筆者の隣で見ていた女子高生の二人組が「なんだかよくわかんなかったね」と話しながら帰っていったという事実がそれを裏付けています。俳優の皆さんはそれぞれに頑張っているのが実に無念です。

●『デビルマン』

永井豪先生の漫画史に残る永遠の超傑作を台無しにした実写映画。役者の演技、CG、演出など全ての面においてレベルが低い驚異の作品。2004年制作にもかかわらず、初代プレステの演算能力を全部使いましたみたいなCGは特に見所。見る者をして「安っ!」と叫ばせる素晴らしい仕上がりです。

●『ガッチャマン』

アニメの実写版として鳴り物入りで公開されましたが壮絶にずっこけた大作映画。監督の佐藤東弥氏は「アメコミ映画と同じレベルにまで持っていっている」などと驚愕の発言をされていますが、見に行った誰もが「どこがやねん!」と突っ込まざるを得ない出来。

辛らつな映画評論で有名な宇多丸師匠をして「バイトのグチみたいな......」と評させる話運び、せりふ回しも圧巻の一言。原作に思い入れのない人間が何の計算もなくやるとこうなるという見本でありましょう。誰がハンコ押したんだこの企画。

いかがだったでしょうか。以上、5本の映画が挙げられましたが、いかがだったでしょうか。これらの映画をまだ見たことないという人は、逆にくさされればされるほど「ちょっと見てみたい」なんて思ったのでは?(笑)

(高橋モータース@dcp)

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