いま海外で「日本の演歌」が注目され話題となっていますが、国内での人気はどうなのでしょうか。実力ある若手の演歌歌手が輩出される一方で、多くの若者は演歌に興味を持っていない人が多いように感じます。果たして真相は......? 今回は大学生を対象に、演歌について調査しました。
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■演歌は好きですか?
好き 114人(38.0%)
苦手 186人(62.0%)
多くの日本人の心を動かしてきた演歌ですが、現代の若者で「演歌が好き」な人は約4割。少数派とはいえ、意外と多い結果ではないでしょうか。好き派と苦手派の、それぞれの意見を見てみましょう。
●好き派
・こぶしを利かせて歌うのがかっこいい(男性/24歳/金属・鉄鋼・化学)
・熱い曲が多いから(女性/24歳/医療・福祉)
・何となく琴線に触れる気がする(男性/23歳/電機)
・歌手が情熱を持って歌う姿が好き(男性/22歳/情報・IT)
・普段はJ-POPしか聞かないが、ゆったりした曲はまた違った良さがある(男性/22歳/建設・土木)
演歌のこぶしの利いた歌は、迫力があって、とてもかっこいいですよね! 四季の情景を取り入れたり、男女間の切ない恋愛模様を描いた歌詞も、演歌の魅力のひとつ!
●苦手派
・曲調が好きではない(男性/25歳/運輸・倉庫)
・感情移入できない(女性/21歳/小売店)
・お年寄りが聞くというイメージがある(女性/24歳/団体・公益法人・官庁)
・未練がましい歌が多く、暗いから嫌い(女性/22歳/通信)
・聴いていると眠くなる(女性/22歳/団体・公益法人・官公庁)
・嫌いではないが、年末の紅白でたまに見るくらいなので、印象が薄い(女性/22歳/小売店)
・普段からあまり聞かないし、こぶしが難しくて歌えないから(女性/22歳/学校・教育関連)
演歌が苦手な理由のひとつとして、なじみがないことが多く上げられました。他にも、演歌独特のゆっくりとした曲調や、歌の雰囲気が、現代の若者にはあまり受け入れられないようです。
■演歌のなかで歌える曲はありますか?
はい 64人(21.3%)
続いて、演歌のなかで歌える曲があるかどうか聞いたところ、約2割の人が「ある」と回答。中でも、石川さゆりさんの「天城越え」や「津軽海峡冬景色」、坂本冬美さんの「夜桜お七」が歌える曲として人気のようです。
●天城越え(石川さゆり)
・おばあちゃんの影響で(男性/22歳/マスコミ・広告)
・紅白歌合戦で聞いて。歌詞もメロディーも迫力があって好き(女性/24歳/食品・飲料)
●津軽海峡冬景色(石川さゆり)
・郷愁を感じる(男性/23歳/建設・土木)
・イントロ、サビ共に耳に残りやすく、歌詞も興味深い(男性/24歳/マスコミ・広告)
●夜桜お七(坂本冬美)
・歌詞が前向き。ゆっくりで歌いやすい(女性/22歳/商社・卸)
・テレビで聞いて、かっこいいと思った(女性/21歳/小売店)
●他にも......
・島倉千代子「人生いろいろ」。一度聞いたら耳に残る(女性/24歳/医療・福祉)
・氷川きよし「きよしのズンドコ節」。元気が出る(女性/23歳/生保・損保)
・JERO「海雪」。カラオケのレパートリーとして。親しみやすい曲だった(男性/25歳/自動車関連)
・北島三郎「与作」。カラオケのネタとして使える(男性/22歳/医薬品・化粧品)
・細川たかし「北酒場」。大人って感じでリズムもすごくいい(男性/23歳/電機)
歌えるようになった理由としては、ご家族やテレビの影響を受けている人がほとんどのようです。一度歌えるようになると、演歌がもっと好きになりますよね! 一方で、「ルビーの指環」や「時の流れに身をまかせ」など、歌謡曲と演歌を混同している人もなかにはいるようでした。たしかに、演歌と歌謡曲の違いって、わかりづらいですよね。
本アンケートでは、演歌が好きな人、演歌を歌える人は少数派という結果となりましたが、今はまだなじみのない人でもこれから演歌に触れるきっかけさえあれば、若者にも「演歌好き」が、もっと増えるかもしれませんね。これを読んでいる皆さんは、演歌は好きですか? また、好きな演歌の曲はありますか?
文・ロックスター
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