「預かる親を疑う」「年々額が下がる親戚」あげるももらうも楽しい? お年玉あるある

更新:2018/05/11

社会人ライフ

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「預かる親を疑う」「年々額が下がる親戚」あげるももらうも楽しい? お年玉あるある

昔はもらうばかりで楽しかったイベント「お年玉」。大人になった今はあげる立場になってしまい、嬉しいばかりではない行事になってしまったと感じている人も多いかもしれません。今回は、そんな大人のみなさんに、「お年玉あるある」や「お年玉にまつわる印象的な出来事やエピソード」をアンケート調査しました。

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■あげる立場、もらう立場の比率は6:4

社会人500人に「あなたはお年玉をあげる立場ですか? それとももらう立場ですか?」と聞いたところ、結果は以下の通りとなりました。

・あげる側......61%(345人)
・もらう側......39%(155人)

意外にも、社会人になってもお年玉をもらう人は多く、約4割の人がまだお年玉をもらっている立場のよう。うらやましいです! あげる側の人は、喜んでもらえることが嬉しいという人がいる一方で、「知り合いの子どもに会うことを避けるようになった」など、ネガティブな行事と捉える人も。できれば喜んでお年玉をあげたいけれど、なかなかそうもいかない懐事情の人もいるようです。では次に、お年玉にまつわる印象深い出来事について、いくつかご紹介します。

■共感できる? お年玉のあるあるエピソード

・子供のころ、お年玉をもらっても親が預かってしまい自由にならずに不信感がつのった(男性/49歳/自動車関連)

ほとんどの人がこの経験をしているように思います。かくいう私も、子どものころのお年玉は行方不明のままです......。

・兄弟と金額を比べあって差が大きかったりするとよくもめた(女性・25歳・情報・IT)

年が違うんだから差があって当然なのですが、下の子はよく怒りますよね〜。

・お正月におじいちゃんの兄弟8人がやってくるので、ちょこちょこお年玉をくれてけっこうな額になっていたこと(女性/31歳/自動車関連)

親戚が多い本家の子どもあるあるですね(笑)! うらやましい限りです。

・一人っ子の従兄は1万円もらえるところが、三人兄弟の自分は3千円だったのが羨ましかった。(男性・31歳・情報・IT)

これ、子どもの立場からすると納得がいかないですが、きっと親同士の取り決めなんでしょうね。

・お年玉を頑張って小さい頃から貯めていて、使うタイミングを逃したまま今まで来てしまった(女性/26歳/団体・公益法人・官公庁)

たしかに、いつ使っていいかわからないですよね。まだ使っていないという人、けっこう多かったです。

・親戚で大金持ちがいるのに一度もお年玉をくれたことがない(男性/39歳/人材派遣・人材紹介)

お金持ちほど、こういうときの財布のヒモは固いものです。

・大学時代にいつまでもらえるのかと戦々恐々とした(女性・27歳/ソフトウェア)

大学卒業するまで? それとも20歳まで? タイミングはいつなのか、ドキドキしちゃいますね!

■総額100万円!? 逆に0円も? 金額に一喜一憂

・大学入学したとき100万円をもらいました。(男性/30歳/食品・飲料)

スゴい! 大学生に100万は大金ですね。何に使ったんでしょうか?

・おじいちゃんが母を含む娘に100万円の札束を渡していてびっくりした。(女性・26歳・情報・IT)

びっくりするのが普通の感覚だと思います!

・小学生のときから今もお年玉は、合計10万〜100万ほどもらっている(男性/21歳/建設・土木)

お年玉ってそんな金額になるものなんですね〜! 

・年々額が下がる親戚がいた(男性/30歳/機械・精密機器)

きっとなにか、のっぴきならない事情があるんですよ......。

・お年玉をもらってお年玉袋の中を確認したら空っぽで何も言えずがっかりした(男性/43歳/運輸・倉庫)

それはドッキリ......ではなく、単なる入れ忘れかも?

■あげる側も楽しんでいる!

・おじちゃんからいただいていたお年玉はコインのつかみ取りだった。(女性/32歳/建設・土木)

もらえる金額はそんなに大金にはならないかもしれませんが、楽しくていいですね!

・家の中に隠された封筒の中に金額が書いてあって、高額なものは100万円だが、実際には5000円までしかもらえないし、時間内に探しきれなかった(女性・29歳/電力・ガス・石油)

こういった工夫があると、あげる側も楽しめそうですね。難易度が高いのは大人のささやかな抵抗?(笑)

■他にもさまざまなエピソードが!

・親戚のおじちゃんはお年玉袋をいつも手作りして凝っていた。(女性/30歳/団体・公益法人・官公庁)

おじちゃんの気持ちがこもっているから、より嬉しい気持ちになれそうです。

・小学生の時に、自分の両親に100円ずつお年玉をあげた事がある。当時は自分も大人になってみたかったから(女性/31歳/ソフトウェア)

カワイイ! もらったご両親も嬉しかったでしょうね〜!

・おばあちゃんが、私が上京する年の初めにお年玉5万円をくれたこと。当時は大金に感じました。「ありがとう」と言ったら、おばあちゃんに「パンでも買いな」と言われて、「え? パン(笑)?」と驚いた(女性/31歳/ホテル・旅行・アミューズメント)

可愛くて面白いおばあちゃんとの、ステキな思い出ですね。

今はあげる立場の人も、思い出となると、やはり子どもの頃にお年玉をもらった思い出が印象深いよう。お年玉をあげるのが家計的に苦しいな、憂鬱だなと思っている人も、自分がもらったときの嬉しい気持ちを思い出して、そんな思い出を、今度は自分が作ってあげる立場にいるんだと思えば、少しはお年玉という行事を楽しめるかもしれませんね。

(文/オチアイユキ)

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