10万円級がぞろぞろ! PS4が安いと思える昔の高額ゲームハードたちってどんなもの?

更新:2018/05/14

社会人ライフ

10万円級がぞろぞろ! PS4が安いと思える昔の高額ゲームハードたちってどんなもの?

2014年2月に発売(国によって販売時期が異なります)された『PlayStation4』。現行のゲーム機の中で最高の性能を誇り、魅力的なゲームも多く発売されていますが、約4万円という値段を気にして購入をためらっている人も多いようです。しかし、過去に発売されたゲーム機の中には、子どもはおろか、大人でも買うのをためらってしまうような高い値段のゲーム機がいくつもありました。今回は、PlayStation4の4万円が安く感じるような、多くのユーザーが「高い!」と思ったゲームハードたちを紹介しましょう。

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■持っている友だちはヒーローだった! 高額ハードたち!

●『PCエンジンLT』......99,800円

まずは1991年に発売されたNECの『PCエンジンLT』です。高額ゲーム機としてこれは絶対に外せません。人気ハードの一角だった『PCエンジン』シリーズの一つで、当時珍しかったTFT液晶というモニターが装備されていました。そのためこうした値段になってしまったのだとか。価格を知った多くのゲームファンが「マジで高い!」と思いました。

●『レーザーアクティブ』......89,800円

1993年にパイオニアから発売された、ゲーム機としても使えるレーザーディスクプレーヤー。ただし、ゲームを遊ぶには別売りの「PCエンジンパック」や「メガドライブパック」を買って拡張する必要があり、全部そろえると20万円近く必要でした。純粋なゲームハードではありませんが、一応ということでご紹介。

●『PSX』......99,800円(HDD250GBモデル)

2003年にソニーから発売された、『PlayStation2』の機能を備えたDVDレコーダー。先ほどの『レーザーアクティブ』のような、家電でもあり、ゲーム機でもあるというコンセプトのものでした。ゲーム機として見ると非常に高額でしたが、当時同レベルのDVDレコーダーよりも安かったため、DVDレコーダー購入希望者がこちらを買うケースも多かったそうです。

●『PCエンジンDuo』......59,800円

1991年にNECから発売されたゲームハード。PCエンジンとその周辺機器である『SUPER CD-ROM2』が一体になったモデルでした。59,800円と高く感じますが、周辺機器の『SUPER CD-ROM2』自体が当時47,800円もしたため、割安だと感じる人も多かったですね。ただ、子供にとっては手が出ない値段でしたが......。

●『ネオジオ』......58,000円

アーケードで人気だった『ネオジオ』の家庭用機。1991年の発売当時は本体価格が58,000円。またゲームのロムカセットも一本約3万円と高額でした。ただ、家庭でもゲームセンターそのままのクオリティーで遊ぶことができるため、多く格闘ゲーム好きなどが購入しました。筆者の周囲では一人だけ所有している同級生がいて、毎日多くの小学生が家に集まっていましたね。

●『3DO REAL』......54,800円

1994年に松下電器から発売された『3DO REAL』。ゲーム機としての機能だけでなく、動画再生なども行えるマルチメディアプレーヤーとして売り出されました。発売価格は54,800円でしたが、当初は79,800円で販売される予定でした。注目はされたものの、目立ったゲームソフトが発売されなかったことや、同時期に『PlayStation』や『セガサターン』が発売されたこともあって早々に消えていきました......。

●『PlayStation3』......59,980円(60GBモデル)

『PlayStation3』も発売当初は約6万円でした。現在は500GBモデルが25,980円ですので、当初は倍以上だったのですね。

●『PC-FX』......49,800円

PCエンジンシリーズはどれも高いようで、シリーズ最後として発売された『PC-FX』も49,800円と高額でした。ただし、アニメーションの表示能力などは素晴らしく、そこに引かれて購入した人も多かったでしょう。筆者もその一人でした。

●『PCエンジンGT』......44,800円

最後は携帯ゲーム機で一番高かったものをご紹介。1990年にNECから発売された『PCエンジンGT』は44,800円。後に発売された『PCエンジンLT』と同じく、高品質のTFT液晶を搭載していることで高額になりました。同時期に発売されたカラー液晶の携帯ゲーム機『ゲームギア』が19,800円だったことを考えると、いかに高かったのか分かりますね。

過去に発売された高額なゲームハードたちはこのようなものがありました。もちろん、その時代の最先端機器でしたから、少々お高くなるのは仕方ありませんでしたけど。それでも今思い返しても「高かったなぁ」と思ってしまいますね。

ちなみに、初代『PlayStation』は39,800円。PlayStation4と同じくらいの価格。性能がケタ違いになっているものの、価格はあまり変わっていないのはちょっとすごいですよね。

※上記の希望小売価格は税抜きのものです。

(中田ボンベ@dcp)

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