「吉田松陰」、みなさん一度は耳にしたことのある名前ではないでしょうか。幕末の武士(長州藩士)で、思想家、教育者、兵学者、地域研究家としても知られる歴史上の偉人です。一般的に明治維新の精神的指導者・理論者とも評される人物です。吉田松陰は、30歳でその生涯を閉じるまでに多くの弟子たちに彼自身の熱い教えを説いていました。その言葉一つひとつは、現代を生きる私たちにも胸に迫るものが多く、自分が向き合う事象に対し常に覚悟をもって臨む姿勢が感じられます。覚悟を持って行動することは、後悔しない人生につながることも教えてくれます。現代人にも伝わりやすく「超訳」した彼の名句をいくつかご紹介しましょう。
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後悔してもしきれない……今思えば「諦めなければよかった」と思うこと「東大受験」「漫画家への道」
就活やその先に続く社会人人生においても、後悔しないための覚悟の磨き方がみえてくるかもしれません。
【やる恥やらない恥】
「やります」と宣言したことを、とりあえずやってはみたものの、まったくうまくいかずに、恥をかいた。恥をかきそうだから、そうなる前にやめておいた。2人の自分を鏡に映したとき、本当に恥ずかしい人物はどちらでしょう?
【迷わない生き方】
最もつまらないと思うのは人との約束を破る人ではなく、自分との約束を破る人です。あなたは自分との約束を守れていますか?
【体験するまでは虚像】
世間で言う批判とか賞賛とか、どれもこれもあてになったためしはありません。そんなことは百も承知のはずなのに、ありもしない幻想を、あると決めつけ、追いかけることに骨を折る気でしょうか?
【嫌な人は鏡】
愛されようとするのではなく、こちらから愛しましょう。尊重してもらおうとするのではなく、こちらから尊重しましょう。魅力あふれる人というのは、自分の人生をどうするべきかと悩んでいます。今日の悩みなんて、どうでもいいんです。
【止まることは許されない】
進まなければ、退化します。途中でやめれば、すべてが無駄になります。だから、今日死んでも悔いを残さないよう、死ぬまで前に進み続けるしかありません。
就活中「後悔しないためには?」「自分は何をしたいのか?」と自分に問うことも多いでしょう。いつの時代も、世界を動かすどんな英雄であっても、誰もがそんな悩みを抱えていました。しかし、その悩みを乗り越えるためには覚悟を持って進むしかありません! 時代の常識をことごとく破り続けた「松田松蔭」の言葉に、背中を押してもらってはいかがですか?
文●就活スタイル編集部
『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』
池田貴将(著)(サンクチュアリ出版)
http://www.sanctuarybooks.jp/b...
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