いくつわかる? ビジネスで使われるカタカナ語

2014/12/08

ビジネス用語

いくつわかる? ビジネスで使われるカタカナ語

就活で社会人と接する機会が増えると、出合う頻度も増えそうなビジネス用語。中でも、なじみのないカタカナ語にはとまどう学生も少なくないでしょう。ということで少し予習してみましょう。あなたはいくつ知っていますか。

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【PDCAサイクル】

企業が行う一連の活動をPlan-Do-Check-Act管の観点で管理するフレームワークのこと。

Plan(計画):業務計画を作成する
Do(実施・実行):計画に沿って業務を行う
Check(点検・評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する
Act(処置・改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて処置をする

この4段階を順次行って1周したら再度Planに戻り、もう1サイクル続けていく。継続的に業務改善する。最近は個人やチームでの仕事の流れにも活用されている。

【アウトソーシング】

業務自体、もしくは業務の一部を外部の企業や個人に委託すること。外注、外製と呼ぶことも多い。アウトソーシングを有効活用することで、コスト削減や高品質のものを生産できることもある。

[用例]「この部分はアウトソーシングしたほうがいいと思います」

【アポイント】

面会の約束、予約、アポイントメント(appointment)の略。アポともいう。 「 −をとっておく」

[用例]「課長、先方の担当者とアポとっておきます。」

【イニシアチブ】

物事を率先してすること。首唱。先導

[用例]「君がイニシアチブをとってそのプロジェクト進めて!」

【イノベーション】

新しい技術の発明や新機軸を生み出すこと。また、切り口や捉え方、活用法を創造すること。それまでのモノ・仕組みなどに対して新たな価値を生み出し、社会的に大きな変化を起こすこと。

[用例]「コンピュータ−は生活にイノベーションを起こした。」

【インセンティブ】

報奨金やボーナスなど、外部から与える動機付けや意欲を高める為の働きのこと。

[用例]「出来高に対して、インセンティブが支払われる」

【ウィンウィン(Win-Win)】

関係する両者にメリットのある状態のこと。

[用例]「あの2社はWin-Winの関係にある」

【キャッチアップ】

追いつく・遅れを取り戻すこと。未経験の領域や業界の仕事場に入った際に、その仕事内容や作業目的、業界背景などを理解するためにとる手立てや行動をキャッチアップと呼ぶことが多い。

[用例]「昨日までの会議内容をキャッチアップしておいて!」

【コミット】

かかわりあうこと、委託、委任、公約、約束の意。コミットメント(commitment)の略。責任をもって関わること、責任をもって関わることを明言すること、責任を伴う約束すること。また、金融分野では特に、有価証券の売買や売買契約を指す。

【コンセンサス】

複数の人による合意、意見の一致、全体の総意や合意のこと。事業提案の際などによく使われる。ただし、「完全一致による合意」を表す時と「大多数による合意」を表す時があり注意が必要。

[用例]「事業拡大は、経営陣全体のコンセンサスとなっている」

【コンプライアンス】

企業が法律や企業倫理を遵守すること。法令遵守の意。

[用例]「この企業は、コンプライアンスへの取り組みに力を入れている。」

【シナジー】

相乗効果の意。全体の最適化、効率化が発揮されること。主によい意味として使われる。

[用例]「今回のプロジェクトでは、高いシナジー効果が予想される。」


【ニッチ】

隙間や適所、潜在的、隙間市場のこと。もとは建築用語で「壁の凹み」のこと。日本語では壁龕。ニッチ市場やニッチマーケット(=隙間市場)など、需要があるにもかかわらず今まで誰も手をつけずに隙間になっていたような分野のこと。

【ネゴ】

交渉の意。ネゴシエーション(英語)の略。最近では「ネゴる」という動詞的に使うこともある。

[用例]「うまく進むように、部長が先方にネゴってくれた。」

【バイアス】

偏り、先入観のこと。思い込みや思想などから意見等が偏っていることにも用いる。

[用例]「彼の意見にはバイアスがかかっている」

【バッファ】

衝撃や苦痛などを和らげる人、盾となる人、緩和の意。人に対して使うときは仕事などを余裕を持ってやるための人材を示す。物や余裕に対しては、スケジュールを調節するための余剰的な時間を示す。

[用例]「もう少しバッファをとって仕事をしよう」

【ブラッシュアップ】

質を高めること、完成度を上げること。一定のレベルに達した状態からさらにみがきをかけること。再考して洗練度を上げたり、よりしっかりとした内容にすること。

[用例]「この企画、来週までにブラッシュアップしておいてください。」

【ブレスト】

ブレインストーミングの略。新しいプロジェクトを始めるときや、何か問題が発生した時に、複数の人間が集まってお互いに意見を出し合うこと。実現できるかどうかは論点ではなく、「批判しない」「自由に意見を言える」「質より量」「アイディアの統合」によって大量かつ思いがけない発想を得るために有効とされる。

【プライオリティ】

優先順位、優先順、優先権、先取権の意。予算や時間などの限られた資源の配分方法を決める基準のこと。緊急度や重要度が高いほどプライオリティも高くなります。

[用例]「こちらの案件の方がプライオリティが高い。」

【プレゼン】

プレゼンテーションの略。表現、提示、紹介の意。情報伝達の一種で、聞き手に対して情報、企画、提案を提示して説明すること。一般にはプレゼンテーター(司会者・解説者)が聞き手の前に出て行うのが一般的な形。図や表、音声や映像などを駆使して、聞き手に分かりやすく説明することが求められる。社内プレゼン、競合プレゼンなどがある。

【ベネフィット】

利益、恩恵、便益の意。「顧客のベネフィット」という使い方では、顧客や消費者が得られる利益や恩恵のこと。

[用例]「ベネフィットが乏しい商品は売れない」

【ペンディング】

保留の意。決まっていないのではなく、時間をおいて態勢が整うのを待っている状態であり、前向きな意味で使われることが多い。

[用例]「この案件は現在ペンディング中です」

【リスケ】

リスケジュールの略。スケジュールを組み直す、再調整すること。「リスケする」というかたちで使われる。前倒しの場合よりも延期する時に使われることの方が多い。

金融業界では債務者が債務返済時期を当初の契約より遅らせることを、債務者と協議して決めることの意味となるので、注意して使いたい。

【リテラシー】

与えられた材料から必要な情報を引き出し、活用する能力。応用力。知識および利用能力。コンピュータ−リテラシーや、情報リテラシーという形で使う。

[用例]「年々、若者のコンピューターリテラシーが高くなっている」

【リマインド】

思い出させること。思い起こさせることの意。「リマインドする」など動詞的にも使われる。予定などを忘れないように、指定日にその予定を知らせてくれる機能などをリマインダーともいう。

[用例]「携帯電話のリマインダー機能でマインドする。」

【ローンチ】

立ち上げの意。WebサイトやWebサービスを新たに公開する場合に用いられることが多いが、新しいサービスや商品販売を公開という意味で一般にも使われる。

今回ピックアップしたビジネスカタカナ用語は基本的なものばかり。このほかにも業界によって使う用語は様々です。学生にしか通じない言葉があるように、専門職になるほど、その業界でしか通じない用語で溢れているもの。もし、面接や企業訪問で想像しても分からない言葉に出くわしたら、素直にその言葉の意味を聞くのもひとつの手。そこから業界の話題などに発展してリアルな仕事の話しが聞けるかもしれません。(でも質問の回数はほどほどに)

文・竹丸草子

※2019.02.25追記:一部情報に不適切な点があったため、記事の内容を修正いたしました。

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