「デキる!」と思わせる質問のコツ

更新:2018/05/21

社会人ライフ

「デキる!」と思わせる質問のコツ

説明会などで質問することは、基本的にとても良いことです。 質問するということは、興味を持っているという表れにもなり、それが熱意として伝われば、相手の印象に残る可能性は高くなるので、積極的に質問してみてもよいでしょう。質問を受ける人事担当者の立場で考えてみても、熱心に質問してくる学生に対しては好ましい印象をもつはずです。ただし、闇雲に質問すればいいというわけではないので要注意。

聞いても聞かなくてもいいような安易な質問は、「とりあえずアピールのために挙手しておこう」というような下心が透けてみえ、軽はずみな印象を与えるものです。相手の話の内容をしっかりと理解し、それに対してある程度の自分の考察を持って質問する姿勢が望ましいといえます。質問する前に一度冷静に考えてみてください。

毎年必ずいるのが、 まるで株主総会の株主のように経営批判をしながら質問をする学生です。はっきり言って、人事の方が一番嫌いなタイプです。批判することが「デキる」ことだというのは大きな間違い。よっぽど的を得た画期的な提案が伴えば別かもしれませんが、そうでなければ「批判すること」で好印象を得ることはないと思ってよいでしょう。

他にも人事がマイナスポイントをつけたくなるタイプの学生としては、以下のような例があります。

・分析や指摘ばかりで、改善策や行動が伴わない。
・聞かれてもいないのに、質問の前に自分のことや知識をアピールする。
・質問は一人一つと言われているのに、だらだらと長く要領を得ない質問を複数する。

もちろんすべての人事の方にあてはまるわけではありませんが、大多数はマイナス印象を持つと考えてください。説明会での質問時間は限りある貴重な機会です。自己アピールの欲にとらわれず、説明内容をしっかり反映した有意義なものにするよう心がけましょう。どんな点に疑問を持ったのかを明確にし、質問することで自分にはどんなメリットがあり、相手にどんな印象を与えるのか。 それらを冷静に考えて質問しましょう。そうすればきっと、熱意ある「デキる」人物として感じてもらえるのではないでしょうか。

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