90年代に大増加! メインストリームを狙って登場するも消えた落ち物パズルゲームたち......

更新:2018/06/13

社会人ライフ

90年代に大増加! メインストリームを狙って登場するも消えた落ち物パズルゲームたち......

現在、多くの人がスマートフォンでプレーしている『LINEゲーム』。その中でも特に人気が高いのが、2013年に登場した『LINE:ディズニー ツムツム』です。「ツムツム」というディズニーキャラクターのかわいいぬいぐるみが登場するこのゲーム。同じツムツムをつなげて消す、いわゆる落ち物パズルゲームです。

さて、この落ち物パズルゲームですが、元祖といえば、『テトリス』でしょう。旧ソビエト連邦の科学者アレクセイ・パジトノフが開発したテトリスは、さまざまなゲーム会社から発売され、世界各地で大ヒットしました。日本でも1988年に発売され大ヒット。それを受けてか、各ゲーム会社が「テトリスに続け」といわんばかりに、同じような落ち物パズルゲームを次々に発売しました。

しかし、どれもイマイチ波に乗り切れず。現在でも残っているのは『ぷよぷよ』など数えるほどしかありません。今回は、そうしたメインストリームになり切れなかった落ち物パズルゲームたちを紹介します。

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■いくつ知っている? さまざまな落ち物パズルゲームたち

●『コラムス』(セガ・エンタープライゼス)※現:セガ

日本で最初に『テトリス』を発売したセガが、1990年に発売した落ち物パズルゲーム。「上から落ちてくる宝石のパネルを同色で3個以上積み上げて消す」というルールです。

複雑な形のブロックが登場するテトリスとは違い、パネルが縦一列のシンプルな形です。また、パネルを消した際、余った部分のパネルが切り離され、そのパネルが他の部分とつながって同色3個以上になるとそちらも消えるといった、「連鎖要素」が取り入れられました。

この連鎖要素は以降のパズルゲームにも取り入れられるようになります。メインストリームにはならなかったものの、影響力は大きなゲームでした。

●『ヘクシオン』(コナミ)

1992年にアーケードゲームとして登場した落ち物パズルゲームです。「上から落ちてくる、さまざまな形のブロックをつなげ、横一列にラインを作って消す」という、テトリスと同じルール。テトリスとの違いは、ブロックを構成するパーツが六角形なことです。テトリスのブロックは4つの四角形でパーツが構成されていますが、こちらは六角形のパーツで構成されています。また、ブロックの回転などの際の効果音に、ボイスが使われているのも特徴でした。

●『ハットリス』(BPS)

テトリスを開発したアレクセイ・パジトノフが、テトリスの後に手掛けたゲーム。落ちてくる2個一組の帽子を5つ重ねて消すパズルゲームです。2個一組と聞くと簡単そうに思えますが、帽子の高さがバラバラなこと(高さを計算しないとゲームオーバーにつながる)や、帽子の形状によっては重ねられないこともあり、後半ステージでの難易度は高め。ファンは多かったものの、テトリスほどの人気を獲得することはできませんでした。

●『ボンブリス』(BPS)

テトリスの発売元でもあるBPSが開発したパズルゲームです。見た目や操作などはテトリスとほぼ一緒ですが、上から落ちてくるブロックに「爆弾ブロック」というものが追加されています。この爆弾ブロックを含んだ横一列を作ることで爆弾が爆発し、爆風で周囲のブロックも消すことができます。爆弾同士をつなげて大きくしたり、つなげるライン数を増やすことで威力が増すなど、ただつなげて消すだけではない戦略性がありました。

ファンは多かったものの、テトリスの派生パズルとしての扱いが強く、大きく全面には出ることはありませんでした。

●『エメラルディア』(ナムコ)※現:バンダイナムコゲームス

1993年にナムコから発売されたパズルゲーム。3つのブロックで構成されたL字形のブロックを積み上げ、そこに別のブロックをぶつけて衝撃を与えて消すという斬新なルールが採用されています。ぶつけたときの衝撃は縦横だけでなく、斜めに隣接するブロックにも影響するため、うまく連鎖させるにはそれだけ計算力も必要でした。

●『ジョイジョイキッド』(SNK)※現:SNKプレイモア

1990年にSNKから発売されたパズルゲームです。「上から落ちてくる4つの四角形で構成されたブロックを横一列に並べて消す」という点ではテトリスと同じルールですが、ただブロックを消すだけではありません。フィールドにはあらかじめいくつかのブロックが配置されていて、そのブロックの下には飛行船が浮いています。上から落ちてくるブロックを使い、配置されているブロックを消すなどして飛行船が上昇するスペースを作り、最終的に一番上まで飛行船を導けばステージクリアです。同じ落ち物パズルゲームですが、クリアまでのアプローチが全く違うゲームでした。

90年代には、これらの落ち物パズルゲーム以外でも、『パズルボブル』『クォース』『ヨッシーのクッキー』『マジカルドロップ』といった特徴的なパズルゲームが登場し、まさにパズルゲーム全盛期でした。

今回紹介したゲームの中には、現行の家庭用ゲーム機でダウンロード販売されているものや、スマートフォンアプリになっているものもあります。気になるタイトルがあれば、遊んでみてはいかがですか?

(中田ボンベ@dcp)

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