カラオケに行くと、機種によって「採点」をしてくれる機能がありますよね。自分の歌の上手さを数値で測れるのはおもしろいですが、あまりに点が低いと恥ずかしくなってしまったり、「本当にこの採点合ってるの?」と高得点が出ないのを機械のせいにしたりも......。せっかくカラオケで採点するのであれば、高得点を狙いたいですよね。それでは、カラオケの採点で、高得点を出す方法はあるのでしょうか?
今回は、カラオケのプロに高得点を出す方法を、カラオケ上達のためのトレーニング屋さんである『大阪 カラトレ屋』のじゃこさんに聞いてみました。 高得点を出しやすい曲についても解説しているのでぜひ最後までお読みください。
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■高得点を狙うためのポイントはこれだ!
——カラオケの採点機能で、高得点を出すための「歌い方のコツ」はありますか?
じゃこさん: 『DAM』と『JOYSOUND』、この2つのカラオケ機器の採点機能がメジャーですよね。実は、それぞれの機械で採点方法が異なるため、高得点を出す方法も違ってくるんです。さっそく、それぞれの機器で高得点を出すポイントを挙げてみましょう。
●『DAM』のカラオケで高得点を出すには!?
じゃこさん:
DAMの採点項目の中で得点配分が大きいのが
「音程」「安定性」「表現力」の3つです。
・「音程」で高得点を狙うコツ
「音程」では、ガイドメロディーのとおりに歌えているかがチェックされます。歌手が歌っている音程ではなく、ガイドメロディーを基準にチェックされます点に注意しましょう。そのためここで高得点をゲットするには、ガイドメロディーを一度しっかり聞くか、採点画面の音程を示すバーを見て覚え、そのとおりに歌えるようにしましょう。
・「安定性」で高得点を狙うコツ
「安定性」では、ムラがなく安定している声で歌えているかどうかがチェックされます。特に長い音はムラにならないよう、真っすぐ丁寧に伸ばしてあげると高得点を出しやすいです。
どういう声が「ムラのない安定した声」かというと、少し遠くの人へ返事するときの「はーーい」です。こう伸ばしているときは、とても安定した声を出す人が多いです。この「はーーい」を出して、まずは安定した声がどういうものか知っておくといいですね。
あとはリップトリル(唇をブルブルさせる方法)で声を出すと、発声に不要な力みが取れやすいので、歌う前にやってみるといいでしょう。簡単ですし、おすすめの練習方法です。
・「表現力」で高得点を狙うコツ
「表現力」の採点には、「抑揚」「しゃくり」「こぶし」「フォール」の4つの項目があります。この中で大きく採点にカウントされるのは「抑揚」です。
「抑揚」では、音量を変化させているかどうかが採点されます。ずっと小さい声でぼそぼそ歌ったり、大きな声で張り上げて歌い続けても高得点は出せません。コツは、低い音は小さく、高い音は大きく歌うということです。
1曲ずっと盛り上がって大声を出しているような曲は音量の変化を付けにくく、そのため「抑揚」の項目で高得点を取るのが難しくなってしまいます。高得点を狙うためには、曲の起承転結が大きい曲(静かに始まってサビで盛り上がるような曲)を選ぶといいでしょう。
ただし、そのような選曲をすると、「抑揚」の項目では得点アップにつながりますが、正確な音程で歌うのが難しくなるため、「音程」で得点アップしにくくなるということもあります。この点に注意してください。
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