学生時代に体験した貧乏旅行エピソード集「100円台の宿で南京虫に遭遇」「ママチャリで四国一周」

社会人になると、まとまった休みをとることが難しくなります。学生のうちに、なるべく色々な国を旅しておきたいものですよね。とはいえ、「時間はあるけどお金がない......」なんて人も多いかもしれませんね。そんなとき、行動力のある学生なら、なるべくお金をかけない貧乏旅行をするそう。今回は社会人に、学生時代に体験した貧乏旅行の思い出について聞きました。

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■バックパックで周遊旅行

・1カ月間、ドイツ・オーストリア鉄道周遊旅行をした。バックパックを背負い、宿泊は全てユースホステル。宿泊、飛行機や鉄道などの交通費などは最小限に抑えて、合計28万で済ませた（女性／23歳／商社・卸）

この金額では、普通に行けば約1週間相当。交通費と宿泊費を節約することで、ここまで抑えられるのですね！

■人生勉強になった

・院生時代にLAに留学していた時に、ルームシェアをしていた友達と車でアメリカ横断旅行をした。お金がないと人間として扱われない場面にたびたび遭遇して、黒人やインディアンたちがどれほど過酷な状況に置かれていたのかを痛感した。だからこそアメリカン・ドリームが神話として必要なのだということも理解できた（女性／33歳／医療・福祉）

広大な大陸を車で移動するのは大変そう。しかし、いろんな人たちに出会って生活や文化を自分の目で見られたことは、今後の人生にも大いに役立つことでしょう。

■安さと引き換えに......

・東南アジアでバックパッカーをしていた頃は、一日一泊100円台の宿に泊まっていた。男性との相部屋、南京虫などは当たり前だった（女性／27歳／ホテル・旅行・アミューズメント）

100円台の宿にも驚きですが、男性との相部屋に南京虫......。無事で何よりです。

■現地の人の優しさに感動

・全て手作りでプランを作り、10日ぐらいかけて北海道を縦断した。お金を極力かけないようにしたことで、現地の人が車で送ってくれたり、他の旅行よりも人の温かさを感じたりしてすごく思い出に残っている（女性／28歳／食品・飲料）

旅先で現地の人の優しさに触れられるのは、一番の思い出になりますよね。豪華な旅行では味わうことのできない体験です。

■みんなと一緒だから楽しい

・サークルのみんなで健康ランドに泊まって、支給されたおそろいのピンクの浴衣を着てすっぴんではしゃいだ（女性／30歳／団体・公益法人・官公庁）

1人ではダサくて落ち込むものも、みんなとおそろいなら怖くない!? 気の合う仲間と一緒なら、どんな境遇も楽しめるものです。

■ママチャリで四国一周！

・テント一式を持ってママチャリで四国一周した（男性／30歳／自動車関連）

テントを持ちながらの移動は大変そうですが、それをママチャリ成し遂げたとは！ お金もかからず、体力UPにもつながりそうですね。

■各停を乗り継ぎ

・各停の電車を乗り継いでどこまでいけるかやったが、金がなくて埼玉から静岡位までしか行けなかった（男性／27歳／医療・福祉）

普段は降りない駅で途中下車してみるのもおもしろいかも。意外な発見があるかもしれません。

■不採用も無駄にしない？

・就職活動してて会社に遅刻して不採用確実の面接をして来たときに、このムダな一日を埋めるために近くの海を見たり城までスーツ姿でいったこと（女性／27歳／小売店）

不採用がわかっていても、気分を落ち込ませず、時間を無駄にしないために楽しんでしまう。この考え方は学びたいですね。

ほかにも、青春18切符で「香川でうどん巡り」「福岡から京都」「東京から九州」という人も。お金がなくてもできることって、実はいっぱいありそうです。この夏の参考にしてみてくださいね。

文・OFFICE-SANGA 宮野茉莉子

調査時期：2014年6月
アンケート：フレッシャーズ調べ
集計対象数：社会人445人（インターネットログイン式アンケート）