【女子の世論調査】やっちゃいけない事例も公開! 人事女子の就活生SNSチェックポイント

更新:2018/07/13

社会人ライフ

【女子の世論調査】やっちゃいけない事例も公開! 人事女子の就活生SNSチェックポイント

女子の間で「これは定説でしょ」と言われているネタ、最近HOTなトピックス、気になるけど意外と身近な友だちには聞けないアレコレ。そんな「女子世論」のリアルを、女子会プロデューサー「ゆきねぇ」こと木原悠紀子が女子会で裏取り調査! 女子の「ホントのところ」を探ります。

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【今回のお題】

「事実検証! 就活生のSNSアカウント、人事はどこまでチェックしてるの?」

前々回の記事で

「就活が始まるにつれて、Twitterのアカウントを鍵付きにしたり、

発言を控える大学生が増えつつあるらしい」という話をしましたが、

「実際、人事の人たちはどこまで見ているんだろう......」と、ふと疑問を抱きました。

たぶん見ていることは見ているんだろうけど、

どういう視点で見ているのとか、合否に実際影響するかとか、

リアルなところが知りたいですよね。

そこで、さっそく人事を担当している女子を招集して、

どこまで就活生のSNSを見ているのか、話を聞いてきました!

【女子会でリアルボイスを聞いてみました!】

(人事女子・Aさんの体験談)

ずっと企業の人事を担当しているAさん。

「就活生のTwitterとかFacebookってチェックしたりするの?」と聞くと、

間髪いれず「絶対チェックする!」との答えが。

しかも話を聞いてみると、ただチェックするだけではなく、

Twitterだとフォローするし、Facebookだと友だち申請も送って繋がるという。

なんと、インターン中に学生と繋がることが多いんですって。

SNS上で繋がっているということは、基本的に自分(就活生)の投稿が、

相手(人事)に全部見えているってことですよね。

気になるのがどの程度まで見てるのか、どのタイミングで見るのかってところなんですが、

繋がった当初はまだ、ニュースフィード上で「なんとなく流し見する」ぐらいとのこと。

でも書類選考、一次面接、と選考が進むにつれて、より詳しく見るみたいですね。

それこそ、本人のFacebookページに直接飛んで、過去の投稿まで遡って見たり。

ただ、チェックはするけど、合否に直接結びつくことはなくて、

どちらかというと、面接中フランクに話すために見ているんだそう。

たとえば、リンクシェアしている記事を見て、「この子はこういう分野に興味があるんだな」とか。

要は仲良くなるための話題づくりですね。

(人事女子・Bさんの体験談)

別の人事女子に同じ質問をしたところ、「絶対チェックします!」とまた即答。

こちらはAさんのように、相互フォローはしないみたいだけど、

やっぱりチェックするのね......。どういうふうにチェックするかを聞いたところ、

こちらは具体的で「二次面接から三次面接にあがるときにじっくり見る」とのこと。

ただ、チェックポイントが、Aちゃんのときとは少し違っていたんです!

話題づくりのためではなく、なんと

「面接のときの発言と相違がないか」「受かりたい一心で適当な発言をしていないか」

そこをSNSで確認しているんですって。

具体例をあげると、面接時は

「バリバリ働きたいです!」とキャリア志向アピールだったのにも関わらず、

実際、SNSの投稿を見てみると、「イイ男GETして寿退社」狙いだったことが発覚。

三次面接にあげるとき、「前回の面接ではそのように言っていましたが、SNSを確認すると

早期退職志向が見受けられたので、そこを中心に聞いてください」と、面接官内で情報共有。

そして、三次面接時、クローズアップして聞かれてしまう、という。

怖い......(涙)。

ふたり以外にも何人かの人事女子に話を聞きましたが、

口を揃えてみんな言っていました。

「年間何百人・何千人の学生さんを見てきているんだから、

数カ月の就職活動期間中だけ自分を変えていいように見せようと思っても、すぐにバレてしまうもの」

最後に、Bさんから聞いた話。

選考過程中、学生からFacebookを介して

人事担当者にメッセージを送ってくるケースが結構多いらしいのですが、

これは「絶対しないほうがいい」とのこと。

アカウントが繋がっているだけであれば問題ないと思うんですけど、

メッセージを受け取ってもまず返信に困るし、マイナス評価に繋がることもあるそうです。

気をつけましょう!

文●木原悠紀子

木原悠紀子 プロフィール
女子会プロデューサー。女子会から起業した女性起業家。女子企画制作の専門会社、株式会社ガールズスタイリング代表取締役。会社員時代に、OL50人以上で企画&プロデュースをするプロジェクトブランド「働く女子みんなでつくるGIRLSBAG」を発足、現在はブランド代表を務める。ブログはほぼ毎日更新中。 http://girlsbag.jp/

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