『雨ニモマケズ』という宮沢賢治の有名な詩があります。この詩に登場する人物は清貧という言葉を体現する存在で、同詩には「東ニ病気ノコドモアレバ/行ッテ看病シテヤリ/西ニツカレタ母アレバ/行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ/南ニ死ニサウナ人アレバ/行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ/北ニケンクヮヤソショウガアレバ/ツマラナイカラヤメロトイヒ」と、縦横無尽に人のために尽くす姿が描かれています。さすがにここまでとはいきませんが、我々もたまにはいいことをします。そんな「人にはあまり言わないけど、私がしたちょっといいコト」体験談を集めました。
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やさしさが沁みる! 仕事で「ありがたいなぁ」と思った同僚からのフォロー8選
【定番だけど、なかなかできない親切】
・外国人がバスの運転手にいろいろ尋ねていて、運転手が英語をわかっていなかったため代わりに応対した。少しややこしい所に行きたがっていたので一緒にバス停で降りて連れて行ってあげた(女性/25歳)
・自分の住んでいるマンションのエレベーターに落ちているゴミを拾う(男性/22歳)
・ポイ捨てされたゴミをゴミ箱にいれた(男性/23歳)
・妊婦さんに席を譲った(女性/22歳)
【お店にて】
・店員には絶対に「こんにちは」と「ありがとう」を言う(女性/23歳)
・スーパーで棚から床に落ちている商品を、そっと元に戻す(女性/30歳)
・スーパーでアルフォートの棚に焼き肉のタレが置いてあったのでさすがに戻してあげた(男性/24歳)
【さりげない優しさ】
・荷物持っている人やけがをしている人や高齢の方が歩いていると、さりげなく追い越してドアを開けて待ってみる(女性/32歳)
・階下の人への気遣い。足音をなるべくたてないようにしている(女性/32歳)
・特に初対面の人にはバイトで鍛えたスマイルで話しかける(女性/27歳)
・コンビニでお菓子を買っていた子どもが全て10円玉で支払いをしていたが、10円足りなかったとき、後ろから10円玉を差し出してあげた(女性/23歳)
【見ている人は見てますよ】
・誰も気にしていないけれど、会社の加湿器の水を補給しているのは私(女性/28歳)
・みんなが出社する前に、会社を掃除(女性/28歳)
・バイト先でやらない人も多いトイレ掃除を真剣にやっている(女性/22歳)
【私達にできること】
・ペットボトルのキャップは必ず外して回収箱に入れる。会社の人にも協力してもらい、ワクチンになれよーと心の中で祈っている(女性/27歳)
・献血を定期的にしている。高校生の頃から始めて、途中行っていないこともあったが50回を超えている(女性/28歳)
・10円以下のお釣りはすべてレジの募金箱に入れる習慣がある(男性/39歳)
・歩きスマホ撲滅運動(男性/37歳)
【動物を慈しむ心】
・外で落ちていたコウモリを拾って、寒くないようにカバーをかぶせたりえさをやったりした。しばらくしたらいなくなったので元気に飛んでいったと思っている(男性/38歳)
・庭に鳥用の餌台をつくって毎朝えさをあげている(男性/29歳)
・道端に倒れていた猫の墓を、こっそり作った(男性/35歳)
【仲間思い】
・クラスに一人だけ自分の植木鉢に植物が生えてこない人がいて、悲しそうにしていたので、その種を買ってきて植えてあげたことがある(女性/23歳)
・大学院の1次募集に落ちた研究室の後輩に英語を教えて、2次募集で合格させた(女性/26歳)
・遅刻した友達に気を使って、私もちょっと遅れてたと伝えてること(女性/22歳)
・研究室の先輩が後輩に小言を言いそうだったので、先回りして後輩にこっそりそのことについて指摘して、それが回避されたとき(女性/24歳)
・人の愚痴をひらすら聞いている(女性/22歳)
以下は、なんだかいいこととはちょっと違う気もする......、というコメントです。
・虫嫌いで、自宅で見かければ、ほぼ殺しているが、小さな蜘蛛と蜜蜂だけは殺さないことにしている(女性/22歳)
あからさまなえこひいきですね。気持ちは分からないでもないですが、大きな虫も外に逃がしてあげれば満点です。
・田母神さんの支持をしている(男性/35歳)
あなたにとってはいいことなんですね。都知事選、残念でしたね。
・トイレットペーパーを三角にしておいたとき(女性/22歳)
トイレットペーパーを三角にするということは、「お掃除済みです」というサインなので、誤解を招いてしまうかもしれません。
・拾った小銭をコンビニの募金箱に入れた(女性/22歳)
次からは人のものでなく、ぜひ自分のお金でお願いします。
・道で100万円入りのバッグを拾った(男性/30歳)
それで、どうしたんですか!? その先が気になります。
・近所の飼い犬に、時々お菓子をあげている(女性/22歳)
それは、バレたら飼い主に怒られる可能性もありますね......。
なかにはつっこみどころ満載のコメントもありましたが、本稿を読んだことがきっかけで、今日ひとつでも世の中に「いいこと」が増えてくれればうれしいかぎりです。
文・オリスリス
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