今からでも間に合う!? 自分もオリンピックに出場できそうな穴場競技

更新:2018/11/01

社会人ライフ

今からでも間に合う!? 自分もオリンピックに出場できそうな穴場競技

滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」が流行語大賞に選ばれるなど、2020年の東京オリンピック開催決定は昨年の一大ニュースとなりしたね。まだ先のこととはいえ、今からその日を待ち遠しく思っている人も多いのでは?

ところで、せっかく日本で開催されるのだから、観戦するだけじゃなく選手として参加してみたいと思いませんか?「今更練習したところで、オリンピックなんて......」と思うかもしれませんが、諦めるのはまだ早いですよ! 競技人口の少ないものなら、出場できるチャンスがあるかもしれません。そこで今回は、今から練習を始めても出場できる可能性がある(?)穴場オリンピック競技を調べてみました!

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●競技人口が日本で最も少ないオリンピック競技......近代五種

「近代五種」という競技自体、聞きなれない人もいることでしょう。文字通り5種類の競技を行い、勝敗やタイムを得点換算して順位を決めるスポーツなのですが、その内容が超ハード! フェンシング、水泳200メートル自由形、馬術、さらに射撃と1000メートル走を交互に繰り返すコンバインドという種目を、1日で終わらせます。5つの種目に備えるのはかなり大変そうですよね。そのような理由もあってか、日本での競技人口は今のところ33人前後にとどまっているのだとか。体力に自信がある人は挑戦してみては?

●センスがあれば可能性あり!?......アーチェリー

またの名を「洋弓」と言い、日本での競技人口は約4000から5000人ほど。近代五種などと比べるとライバルは多いのですが、アーチェリー歴2年でオリンピックに出場した女子選手もいるので、センスがあれば可能性があるかもしれません。ルールは的の真ん中にどれだけ多くの矢を当てたかで勝敗を決めるといういたってシンプルなもの。ですが、重い弓を引くだけの強靭な筋力と、プレッシャーに打ち勝つための精神力が求められます。

●40代でも現役に......ライフル射撃

幅広い年齢層の選手がいるライフル射撃は、40代を過ぎても十分活躍できる競技。陸上競技の次に参加国の多い競技なのですが、実は日本での競技人口は6800人ほど。使用する銃の種類、銃を構える姿勢や弾の数ごとに種目が分かれており、装薬銃を用いる種目にいたっては、競技人口は数十人ほどだそう。「我こそは!」という人がいたらまずは銃砲所持ができるように免許を習得しましょう。

●国内での大会も多数......セーリング

ヨットを用いた競技で、オリンピックでの順位はレース海面に設置されたブイを、決められた順序に回り、フィニッシュした着順で決まります。自由自在にヨットを操り、水上を滑走できたらかっこいいですよね。気になる競技人口ですが日本では1万人ほど。戦前は一部の上流階級だけが楽しむスポーツでしたが、現在では学生の部活動や実業団などのクラブ活動でも盛んに行われているそうです。

●競技人口が増える前のラストチャンス!?......女子ラグビー

2016年からオリンピックの正式種目となる女子ラグビーですが、現在の競技人口は2800人強。五輪代表は15人から20人ほどなので、同じ団体競技でもバレーやサッカーなどに比べれば選手になれる確率はかなり高そうです。ただし、ラグビーはかなりハードなスポーツ。50メートルを7秒5くらいで疾走できるほどの走力に加え、持久力やパワーも大切です。今からでも厳しい練習に耐えられるようなよっぽど根性のある人でないといけませんね。

いかがでしたか? ちなみに一つ現実的なことを申し上げると、オリンピックに出場するために競技を始めるには、それなりに費用がかさむようです。装備費だけでも、ライフル射撃なら20万前後、近代五種においては馬具やフェンシングなど何種目分も用意しなくてはいけないので、最低でも200万はかかるとのこと。厳しい練習に加え、相当の出費を覚悟しなくてはならないようです。やはりオリンピックへの道は楽ではありませんね。「それでも選手になりたい!」という猛者がいたら、これから7年間頑張ってください!

文●松原麻依(清談社)

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