舌先現象ってナニ? 知ってた? 身近なあんな現象、こんなモノの名前

更新:2016/01/28

社会人ライフ

舌先現象ってナニ? 知ってた? 身近なあんな現象、こんなモノの名前

みなさん、ポケットに入れたケータイが震えた気がしてポケットを触ったらケータイが入ってなかった。なんて経験はありませんか? 実は、この現象には「幻想振動症候群」という名前があるんです。考えてみれば当たり前の話ですが、身近にある現象や、普段意識しないモノにだって名前があるんです。今回は、「そんなものにまで!?」という意外なものを集めました。



【小便をした後に、「ブルブル」っとするアレ】

「シバリング」

体温が下がった時に、筋肉を動かして体温を上げようとする生理現象のこと。風邪などを引いた時に、震えるのも同じです。



【壁や天井のシミを見ていたら、顔が見えてきたり、「・.・」という記号が顔に見えてしまう】

「シミュラクラ現象」

人は他人や動物に出会った場合、敵味方を判断したり、相手の行動や感情などを予測したりする目的で、本能的にまず、相手の目を見る習性があります。人や動物の目と口は逆三角形に配置されていることから、点や線などが三角形に配置されたものを見ると、脳は顔と判断してしまうそうです。アレは、本能なんですね。



【肘を軽くぶつけただけなのに「ジーン」としびれたようになる部分】

「ファニーボーン」

体の深くにある神経が、ここだけ浅い部分を通っていて軽い衝撃でも刺激が伝わりやすいのだとか。



【押すなよ! 絶対押すなよ! と言われれば言われるほど押したくなっちゃうアレ】

「カリギュラ効果」

禁止されると、かえって余計にその行為をやってみたくなる心理のこと。ローマ帝国の皇帝カリギュラをモデルにしたアメリカ映画『カリギュラ』が語源で、過激な内容のため、ボストンなどの一部地域で公開禁止になったことで、かえって世間の話題を惹いたことにちなむそうです。雑誌の袋とじや、広告などの効果を上げるために使われる心理効果と同じですね。



【「○○が回ってる」と音楽のワンフレーズが何度も繰り返されるアレ】

「ディラン効果」

漫画家の川原泉さんが、自著の中で提唱した言葉。専門家から定義されたり、文献にあったりというのではなく、作品中のオリジナルの言葉がネットを中心に出回っているようです。



【電車で寝ていると「ビク」っとしてしまって恥ずかしいアレ】

「ジャーキング」

疲れているときなどにおこりやすいとされていますが、詳しい原因はわかっていないようです。つまり、予防する方法は、電車で寝ないことしかありません。



【「あの、アレだよアレ、ここまで出てるんだけど」となってしまうアレ】

「舌先現象」

英語では「Tip of the tongue phenomenon」という心理学用語。略してTOTと呼ぶこともあるそうです。思い出そうとすることが「喉まで出かかっているのに思い出せない」現象。



いかがでしたか? こんなものにも名前があったのか、というものばかりでしたね。個人的には、「カリギュラ効果」の語源にもなった映画「カリギュラ」が気になってしまいました。知っていても得することは何一つありませんが、雑学好きにはたまらない話題。周りの人に話せば、意外と盛り上がるかも。



文・オリスリス

関連キーワード:

関連記事

新着記事

もっと見る

HOT TOPIC話題のコンテンツ

注目キーワード

 ビジネス用語・カタカナ語80選

 キャリアロードマップの一歩目

  • ピックアップ