学生の本分は「学業」? それとも「恋愛」?

更新:2016/01/28

社会人ライフ

学生の本分は「学業」? それとも「恋愛」?

勉強、アルバイト、遊び、恋愛、就活など、やるべきことも、やりたいこともたくさんある学生生活。学生の本分は「学業」でしかるべきですが、実際に学生が考える「優先順位」はどうなのでしょうか? そこで、19歳〜29歳を対象にアンケート調査を行いました。



■ご自身の大学生活を振り返り、以下のうちで最も優先度の高いものを選んでください。

1位 授業 27.3%

2位 サークル・学生団体・部活動 21.6%

3位 自分の趣味 13.7%

4位 友人との遊びの時間 11.8%

5位 デート 9.8%

6位 アルバイト 7.7%

7位 就職活動や、それにまつわること 5.5%

8位 その他 2.6%



ほぼ3人に1人(27.3%)が、大学生活で最も優先度の高かったものは「授業」であると答えました。その理由として挙げられたのは以下のとおり。



■「学生の本分は勉強」派

・学生は、授業が仕事なので(男性/24歳)

・学生の本分である授業が最優先であるのは当然(女性/25歳)

・学業が一番大切だと思ったので(女性/22歳)

・学生は勉強しないといけない(男性/22歳)



といった、とてもまじめな回答のほか、こんな答えも。



■「学業優先の親孝行」派

・大学に通い、親にお金を出してもらっている以上授業に出てできる限り高い成績をとるのが当然(女性/21歳)

・目的があって今の専攻をしているので、親への恩返しも込めて学業優先(女性/24歳)

・自分でお金を出して大学に行っているのだから、やっぱり1番は勉強(女性/24歳)



授業料を払ってくれている両親への気遣いを見せる人、さらには自分のお金で大学へ行っている人などは、経済的に多少無理をしてでも大学に進学することを選択したのですから、学業に対する思いも真剣そのものです。



一方、経済的に厳しい状況であるならば優先度が高そうな「アルバイト」は意外に低く、

7.7%に過ぎません。それなのに、なんと「デート」と答えた人が9.8%で「アルバイト」を

上回っています。その理由を見てみましょう。



■「恋愛至上主義」派

・好きな人との時間など、プライベートは何よりも充実させておきたい(女性/21歳)

・自分の気持ちに素直になったら、そういう順番になった(女性/24歳)

・彼氏を一番にして、予定を組んでいたから(女性/21歳)

・好きな人と一緒にいたかったから(男性/23歳)



ちなみに、「友人との遊びの時間」を最優先と答えた23歳の女性がそのように回答した理由は、「社会人になったらあまりできないことを優先した」とのこと。確かに、学業も恋愛も、時間がたっぷりある学生時代だからこそ、のめり込めるのかもしれません。学生の今しかできないことは何なのかをしっかり見極めて、限られた学生生活を自分なりに有意義に過ごしたいものです。



文●はなのやすこ(エフスタイル)



調査時期:2013/9/30〜10/9

アンケート:フレッシャーズ調べ

集計対象数:366人(インターネットログイン式アンケート)

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