シュンとしてる? すぐ切り替える? 怒られたあとの望ましい振る舞いとは

更新:2017/11/27

対人マナー

仕事をしていれば、注意を受けたり怒られたりすることなんて日常茶飯事。特に新人のうちは怒られるのも、期待をされているからこそです。そして最も大切なのは「怒られたあとどうするか」。そこで、新人が怒られたあと、どんな態度でいるのが望ましいか、社会人の先輩500人に聞いてみました。

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Q.新人が怒られたとき、しばらくは神妙にしているのと、次の瞬間から切り替えているのとどちらが良いですか?

・反省して、神妙にしているほうが良い......48.0%
・怒られても、すぐに切り替えて元気にしているほうが良い......52.0%

結果は、「神妙にしているほうが良い」と「すぐに切り替えて元気にしているほうが良い」で、あまり差がありませんでした。では、それぞれの回答から具体的な意見を見てみましょう。

【反省して、神妙にしているほうが良いと回答した理由】

・注意が身に染みてもらわないと困る(男性/35歳/機械・精密機器)
・聞いていないのか、と思う(男性/41歳/医療・福祉)
・少しは反省している様子を見せてほしい(女性/28歳/農林・水産)
・いつまでもウジウジしているのも嫌だけど、ケロリとしているほうがもっと嫌(女性/36歳/電機)
・反省が態度で見えるほうが良い(男性/50歳以上/電機)

【怒られても、すぐに切り替えて元気にしているほうが良いと回答した理由】

・神妙にしていると周りが気にするから(女性/31歳/食品・飲料)
・次に生かしてくれればそれで良いから(女性/30歳/機械・精密機器)
・メソメソしていても次の仕事は待ってはくれない。同じ失敗をされても困るので(男性/31歳/運輸・倉庫)
・次のステップに入るきっかけだと思うから(男性/50歳以上/建設・土木)
・クヨクヨせず、前向きに頑張ってほしいから(男性/47歳/ソフトウエア)

「神妙にしている」のと「元気にしている」のは逆の態度ですが、どちらにしても、まずはしっかり反省している姿を見せること。そして、いつまでもクヨクヨしないことが大切だということが分かります。怒られたあとにずっといじけていると、社内の雰囲気が悪くなってしまうかもしれませんね。

その上で、「次は頑張るんだ」という気持ちを上司や先輩に見せると、「こいつはやる気があるな」「ちゃんと反省をして、次に生かそうとしているんだな」と、ポジティブに受け取ってもらえるのではないでしょうか。大事なのは、怒られたことではなく、その後の態度。「もう二度としない」という気持ちで頑張れば、きっと皆は認めてくれるはずですよ。

文●さいとう りえ(エフスタイル)

調査時期:2013/9/30〜2013/10/1
アンケート対象:フレッシャーズ調べ
集計対象数:500人(インターネットログイン式アンケート)

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