新社会人におすすめ! 一人暮らしの料理グッズ

更新:2016/07/08

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4月になり、新しい生活を始める方も多いこの季節。いくら一人暮らしとはいえ、外食ばかりではお財布がピンチ、栄養バランスも偏ってしまいます。食生活の管理は、健康を保つ重要なファクターです。これを機にキッチン用品を揃えて、お料理にチャレンジしてはいかがでしょうか?

■調理グッズにこだわってみる


【包丁】

お料理を始めるにあたってまず重要になるのが包丁です。切れない包丁を使うことほど料理嫌いになる近道はありません。しかし、「包丁は種類が多すぎて、何を選んだよいかわからない」「高価なものはまだ必要ない気がする」など、お悩みの方も多いはず。そこでおすすめなのが、ペティナイフ。ペティナイフとは細かな作業に向く包丁の一種ですが、本格的な切れ味を持つペティナイフもあります。

たとえばデンマーク製のメーカー、スキャンパンのユーティリティナイフは、野菜、果物の皮むきなど、細かい作業以外にも、お肉もお魚も、何でもきれいに切ることができます。また収納にも便利なキャップ付きで、アウトドアの際に持ち出すのにも便利です。可愛らしいカラーが充実していて、全色揃えたくなりますよ。

【鍋& フライパン】

包丁が揃えったら、お次は鍋です。

鍋やフライパンも種類が多くて、非常に悩むところですが、料理初心者であればあるほど、便利調理器や、専用の調理器具は購入しないことをおすすめします。どんな調理にも使うことができる普通のお鍋、これが一番重宝します。そこでおすすめなのが、ティファールなどの取っ手の取れる鍋とフライパンのセット。

取っ手の取れるタイプであれば、重ねて収納することができ、収納スペースにも困りません。また、これらはたくさん揃える必要はありません。22センチの鍋と、26センチのフライパンと、その蓋があれば十分。一人暮らしだからといって、小さすぎず、大きすぎないちょうどよいサイズが便利です。

この二つがあれば、パスタや炒め物、煮物もスープも何でも作ることができます。一人暮らしには26センチのフライパンはちょっと大きすぎるのでは......と思われるかもしれませんが、これがポイント。

もし鍋の直径を大きくしてしまうと、一人用の煮物を作るのには、煮汁が多く必要になってしまいとても不便ですが、フライパンの直径が大きい分には、炒め物も短時間で炒めることができ、一人用を作る際も不便さを感じることはありません。ホームパーティーの際には煮物鍋として大人数の料理を作ることもできます。

■キッチンはシンプルに機能的にまとめる

ホームパーティー用に、専用の鍋などを購入したくなる気持ちはわかりますが、できるだけ鍋の数を増やさないこと。これが料理上手への近道であり、節約にもつながります。

単身用のマンションによっては、火を使わない電磁調理器のキッチンもありますが、その場合も専用のお鍋を最低限必要なだけの数を購入しましょう。

調理器具を買い揃えたりすると、はじめは結構な金額に感じてしまいますが、後々の食生活を考えると、自炊の方がお財布にも優しい経済的な生活になるでしょう。

この春は、まずは包丁と鍋を揃えて、毎日のお料理を少しずつ始めてみませんか?

(文/是友麻希)

◆国内外からの客人の多い家庭で育ち、「銀座すしもと」にて日本料理と魚料理の基礎を学ぶ。2005年より会員制の和食料理教室「Ristorante我が家」を主宰し、予約の取れない料理教室として多数メディアに出演。2012年4月より一般社団法人「日本発酵文化協会」の発起人として立ち上げに関わる。日本発酵文化協会の代表講師及び発酵マイスター。野菜ソムリエ。

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