●集合住宅のルールを守ろう集合住宅ではお互いが快適に過ごせるよう、決められたルールがあります。契約の際に渡される賃貸借契約書や使用規約にその詳細が記載されていますので。もう一度確認しておきましょう。
<NGケース03>勝手にペットを飼う
ペットを飼ってはいけない物件でペットを飼えば、契約違反になります。ペット飼育の可否が不明の場合は、賃貸借契約書を再度確認しましょう。仮にペットの飼育が禁止されていなくても、借り主には注意深く物件を使用する義務(善管注意義務)が課されています。ペットを飼うときには、最低限この義務を順守しなければなりません。
<NGケース04>友人と一緒に住む
賃貸借契約書に記載されている人のみ、入室し使用することができます。それ以外の人が入居する場合は、原則契約違反になります。友人と一緒に住みたい場合は、貸主からあらかじめ承諾をとっておきましょう。ちなみに単身者向けの物件では、承諾が得られないケースもあります。
<NGケース05>バルコニーに荷物を置く
バルコニーは専有部分でなく、廊下などと同じ共用部分です。したがって、自分の部屋のように、好き勝手に物を置いてはいけません。特にバルコニーは火災の際の避難経路になるため、仕切り板や避難ハッチ付近に物をおくと、スムーズに避難ができなくなってしまいます。
これらを順守すると、多くのトラブルは回避できるでしょう。大切なのは、とにかく他人からクレームを言われないような生活を心がけること。もし困ったことがあったら管理人さんや大家さん、管理会社に相談を持ちかけるとよいでしょう。