新生活を始める人は要注意! 「部屋のトラブル」につながる10の習慣

更新:2016/06/29

入社準備

●洗面所・浴室編

<入浴後、換気扇を回さない>

⇒入浴後の浴室の湿度はほぼ100%に達します。このまま放置すると、皮脂汚れやタンパク汚れが原因でカビが発生してしまいます。湿気をすぐに排出するためにも、入浴後は1時間以上換気扇を回しておきましょう。

<洗濯機の使用後、フタを閉じる>

⇒洗濯機の使用後、フタを閉じたままにしていると、洗濯槽の裏にたまった石けんカスと水分とでカビが発生しやすくなります。衣類にこげ茶色のノリ状のものが付着することもあります。洗濯機を使い終わったら洗濯物をすぐに取り出し、使用後はフタを開けたままにして乾燥させましょう。また月に一度は塩素系漂白剤または専用クリーナーを利用して清潔を保つことも大切です。

●リビング・寝室編

<湿度の高い部屋で観葉植物を育てる>

⇒部屋の室温(25℃〜30℃)と湿度(60%以上)が高くなると、観葉植物からダニが発生してしまうため、必要以上に植物を増やさないことが大切。また、植物を育てるときは部屋を換気し、湿度が60%以上にならないように気を付けましょう。

<部屋の換気をめったに行わない>

⇒部屋の換気をしないと湿気がこもってしまいます。冬場では結露の原因となり、結露の水が窓枠から染み出し、壁紙がはがれたり、カビが生えたりする原因になります。2時間に一度は空気の入れ替えをして、湿度が70%以上にならないように注意しましょう。

<朝から日が暮れるまで布団を干す>

⇒布団を干す理由は紫外線による殺菌とふんわりと乾燥させるため。日が暮れるまで干してしまうと、逆に湿気を含んでしまいます。布団は午前10時から午後2時を目安に干しましょう。

いくつか例をあげてみましたが、一番気を付けたいのはやはり湿気。洗面所・浴室の換気扇、台所の換気扇を利用して水蒸気を逃がすとともに、部屋2カ所の窓を開けて自然換気もあわせて、カビやダニが発生しない清潔な部屋を保ちましょう。

普段意識せずに行っている生活習慣が、実は「部屋のトラブル」につながってしまうことも少なくありません。また「部屋のトラブル」に対してきちんと対策をしておくことは、入居中だけでなく退去時のトラブルの予防にもつながります。この春から新生活を始める方は、ぜひ日ごろから注意を心がけてみてはいかがでしょうか。

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