現役の区議も女子会に参加! 今、政治を語る女子学生が熱い。

更新:2016/06/29

社会人ライフ

今月16日いよいよおこなわれる総選挙。かつてない多党争いで、民主党と自民党の2大政党体制に第三極が割って入るのかと日々ニュースを賑わせている。しかし、20代に「政治にどのくらい関心がありますか?」とアンケートをとったところ「すごくある」との回答は10%以下。若者の政治への関心の薄さが浮き彫りとなったカタチだ。

【Q:政治に対してどのくらい興味がありますか?】

すごくある 9.3%
ややある 36.0%
あまりない37.7%
まったくない17.0%

【Q:友人との日常会話で政治が話題になることは?】

すごくある 4.0%
時々ある 43.3%
まったくない 52.7%

実際「日本の首相のフルネームを言うことかできるか?」との質問では54.0%しか「知っている」の回答がなかった。

政治に対する意識をもっと身近に。

そんな現状を憂い活動しているのが、20代の投票率向上を目的に活動する学生団体「ivote」(アイ・ヴォート)。「No reason ivote!」を合言葉に、投票率向上のための様々なイベントをおこなっている。

今回企画したのが都内の女性区議4名も参加した政治を語る女子会。実際に企画を行った感想を代表の上中彩慧さんにうかがった。

「団体の活動コンセプトがまずは政治を身近に感じてもらうこと。難しい政策論議ではなく、議員の方々に日々どんなことをやっているかなどを気軽に質問できる場が作れればと思い始めました。これまで"居酒屋ivote"と題して男女混合の会を12回ほどやってきましたが、今回の女子会はこれまでにないくらい盛り上がりました。議員の方々ともやはり同性同士ということで話やすくて盛り上がりましたし大成功です」

参加した4名の区議も、このようなことがキッカケで若者が政治に興味を持つことができ意見を交わすことのできる機会は希少だと参加に積極的だ。

実際、会場では女性の働きかたや子育てに関する政策に関してを学生と議員が活発に意見を交わす。
20代の投票率は全体のたった1割程度に過ぎず、60代以上は4割を超えているのが現状だ。
日常生活のさまざまなシーンで密接に関わる政治だが、これでは若者の声を届けることは難しい。

「日本がどうなるかの転換期となる選挙。私たちの意見をしっかりと反映させたいですね」(上中さん)

投票に行く事は当然だが、大事な選択をする上で情報不足では意味がない。
ちょっとしたことが関心を持つきっかけになる。
今後も「ivote」はこのようなイベントを開催するとのことなので、興味のある人は参加してみてはどうだろう。

調査期間: 2012/11/26〜2012/12/05
アンケート対象:マイナビニュース会員(20代の男女限定)
有効回答数:マイナビニュース会員300人(ウェブログイン式)

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