2011年、大学生が選ぶ10大ニュース

更新:2016/06/21

社会人ライフ

早いもので、今年も残るところあとわずか。あなたにとって、2011年はどんな年でしたか? 今年も、よいこと、悪いこと、さまざまな出来事がニュースとなりました。この一年を振り返って、特に大学生が印象に残ったのはどんなニュースだったのでしょうか。

【2011年、重大だと感じたニュースは何ですか?】

・1位:東日本大震災関連

圧倒的大多数の票を集めたのは、やはりこのニュースでした。その被害の甚大さだけでなく、原発事故による放射能汚染問題は、エネルギー論争にまで発展しています。被災地以外でも、その揺れの大きさや計画停電など、初めての体験をした人もいたことでしょう。一方で、「がんばろう日本」をスローガンに、募金やボランティアなど支援の輪は広がりました。これをきっかけに、人の絆の力を感じた人も多かったのではないでしょうか。

・2位:なでしこJAPANのW杯優勝

震災にまつわる悲しいニュースが続く中で、今年一番の明るい話題となったのが、女子サッカーチームの大活躍。早朝からテレビにかじりついて応援した人もいたのでは? 期待以上の大躍進を成し遂げた、彼女たちの「決してあきらめない」というスピリットは、私たちみんなに大きなパワーと勇気をもたらしてくれましたよね。

・3位:スティーブ・ジョブズ氏死去

iPod、iPhone、iPadなど、世界中で愛されているデジタルグッズを次々に生み出したジョブズ氏。革新的な製品を開発したその独創力とカリスマ性から個人的ファンも多く、彼の言動は、常に注目を浴び続けていました。体調の悪化は伝えられていましたが、その訃報はショッキングなニュースとして世界中を駆け巡りました。

・4位:大学入試でYahoo!知恵袋を使ったカンニング問題

年明けすぐの事件ということもあり、今では少し記憶が薄れている感もありますが、当時は「あんな手口でカンニングができてしまうなんて!」と大騒動になりました。特に大学生にとっては、大学入試という事件の舞台や、携帯電話を使った手法などがより身近に感じられて、大きな話題になったと思われます。

・5位:タイの大洪水

7月に始まって3ヵ月以上も続いた広範囲の洪水は、現地の日本企業も浸水で操業停止に陥るなど、日本でも連日大きく報道されました。異国の出来事が日本にも影響を及ぼすという産業のグローバル化を実感すると共に、水害とは無縁ではいられない日本人にとっては、他人事とは思えない災害でした。

5位以下はこのような結果になりました。

・6位:オリンパスの巨額損失隠し
・7位:中国が日本を抜いてGDP世界第2位
・8位:テレビ放送が地デジに移行
・9位:島田紳助の芸能界引退
・10位:大阪ダブル選挙


記憶に新しいニュースあり、「そういえば、そんなこともあったっけ」というニュースもあり。こうやって振り返ってみると、あっという間の一年だったような気がします。ランクインしたニュース以外にも、それぞれが個人的に印象深かったニュースもあったことでしょう。来年は、みんなが笑顔になれる、いいニュースがたくさん生まれるといいですね。

文●永井祐子(エフスタイル)

調査期間:2011/12/16〜21
アンケート対象:フレッシャーズ マイナビスチューデント 会員
有効回答数:250件(ウェブログイン方式)

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