停電時の冷蔵庫の使い方。食品を保存するときの注意点

更新:2016/06/13

社会人ライフ


停電時の冷凍食品について】

閉めきった状態の冷凍庫の場合、3時間程度の停電では、すぐに冷凍した食品がいたむことはありません。計画停電に冷凍食品がとけることが気になる場合は、市販されている保冷剤やオリジナル保冷剤と一緒に冷凍庫にしまっておきましょう。必要に応じて、クーラーボックスなども活用するのもいいでしょう。

【使用済みペットボトルを再利用。手作り保冷剤の作り方】

1リットルぐらいの大きさのペットボトルの中に、水を八分目まで入れて、キャップをしめた後、冷凍庫で一晩凍らせます。ペットボトルの中身は必ず水を入れて作りましょう。炭酸水などは冷凍すると破裂するので注意!

【冷凍した食品がとけてしまったら……】

もし冷凍した食品がとけてしまった場合は、再度冷凍することはやめて、早めに調理して食べ切ってしまいましょう。特に自分で作った料理を冷凍保存していた場合は、急速冷凍されていないので、いたみも早くなっています。計画停電が続くこの時期は、お弁当のおかずとして市販されている「常温解凍食品(自然解凍して食べられる冷凍食品)」などを購入しておくのも賢い方法です。

計画停電の目安としてあげられている3時間程度の停電なら、冷蔵庫や冷凍庫内の食品がすぐにいたむ事はあまり考えられません。ただし、低温であっても増殖する細菌もあるので、食品が変質してしまう可能性はあります。冷蔵庫の機能を過信しないためにも、買いだめをしないで早めに食べきる習慣をつけることがおすすめです。

「私が心がけていることは、食べられる量だけを買い物をすること」と不破さんは言います。難しく考えなくても、食品と電気をムダにすることなく生活できる一番の方法とのこと。まずは、実践してみましょう!

●監修:不破千也子(管理栄養士/消費生活コンサルタント)

文:青山美なみ(エフスタイル)

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