これで内定! 就活の面接必勝アピール術

更新:2016/01/28

内定・内定辞退

これで内定! 就活の面接必勝アピール術

就活の成否を大きく左右する面接本番。ハウツー本には成功のためのノウハウがいろいろ書かれていますが、実際に効果のある自己アピール法とはどんなものなのでしょうか。編集部に寄せられた内定者の体験談を元に、内定につながったポイントを3つに絞ってご紹介します。



●失敗体験の方が食い付く!?

「失敗談を語ること。どうしても成功体験を語りたくなるが、失敗体験を例に出して、何をどう考えて、どう改善した、その結果どうなったのかを説明した方が良いと思う。話の展開上、終わりがポジティブになるので面接官の受けも悪くない。成功体験を語るパターンと、失敗体験を語るパターンでサンプリングしたところ、後者の方が食い付きが良かった」(男性/運輸・倉庫業界内定)



このような、失敗をしてもそこから何かを学び取って成長した話への関心度は高かった、というコメントが多く寄せられました。企業が求めているのは、最初から完璧な人間ではないはず。成功体験を自慢げに語る人が多い中で、失敗体験を謙虚に反省できる前向きな姿勢はむしろ目立って、アピール効果も大きいのではないでしょうか?



●丸暗記はキケン!!

「面接で言うことを暗記するのではなく、これだけは言いたいというキーワードだけを覚えて行き、あとはそのときの空気や流れに合わせて話をするようにしていた。そうすることで、いかにも覚えて来ているというしゃべり方にならずに済み、面接官の人と話が盛り上がって緊張感がほぐれた。キーワードだけを頭に置いていたので、自分が想定していない言葉が来ても、慌てずに対応することができた。「相手に委ねる」という姿勢は面接という、いわば言葉のキャッチボールの場ではとても必要なことだと実際に体験して感じた」(女性/電機業界内定)



面接官は人を見るプロですから自然体で話せないと、丸暗記をしたと見透かされてしまいそう。その上丸暗記だと、次に用意していた言葉が出て来ないと話が続かない可能性もあります。一方、キーワードの暗記であれば自然体で話しをすることができる上、たとえ話が行き詰まっても、冷静に自分のアピールポイントに立ち戻ることができそうですね。



●面接官を好きになる

「とりあえず常にとびっきりの笑顔で話しました。そして、とにかく御社のことが大好き、こんなに知っています、調べましたということをアピールをした。自分が面接官に対して好意を持てば、面接官も自分のことを好きになってくれると思います。そのために相手にすごく興味を持っているということを伝えるのが重要です。面接といえども、基本的な人と人との関係づくりが大切だと思います」(女性/団体・公益法人・官公庁業界内定)



入社面接では、「この人といっしょに働きたい」と思ってもらえるような、人間としての好感度は重要なポイント。このエピソードのように、まず自分が相手を好意的に見るというのは、相手からも好印象を持ってもらえる秘訣かもしれません。面接官が「怖そう」、「意地悪そう」と感じてもめげずに、心からの笑顔で「大好きアピール」をして、熱い思いを伝えましょう!



面接前の情報収集や練習は大事。でも、それにとらわれすぎると自分の本来のよさが見えなくなってしまう危険も。緊張する場面でスラスラ話をするのはむずかしいけれど、その中でも「自分らしさ」を上手に出せた人ほど、手応えを感じているようです。「素の自分のよさ」をわかってもらうには、まず自分自身が自分を認めてあげることが第一歩。これまで頑張ってきた自分に自信を持ってくださいね!



(文・永井祐子/エフスタイル)





調査時期:2011年2月18日〜2月20日

調査対象:COBS ONLINE会員

調査数:現在恋人がいる社会人500名

調査方法:インターネットログイン式アンケート



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