「人は見た目が9割」の著者が語る!見た目で好印象をもたれるポイント

2011/09/19

対人マナー

竹内さんが考える「見た目」とは、どのようなことを指すのでしょうか?

ファッション、仕草、表情、アイコンタクト、口調、間の取り方など、「言語以外のコミュニケーション」のことを総称して「見た目」と呼んでいます。

なぜ「人は見た目が9割」なのでしょうか?

心理学者のアルバート・マレービアンさんという人が行った実験で、「人が他人のどういったところから情報を受け取るかの割合は『顔の表情55% 、声の質や大きさやテンポ38%、話す言葉の内容7%』」という結果が出たそうです。これを根拠に「私たちが思っている以上に言語以外のコミュニケーションの重要性は高い。『見た目が9割』と言っても差し支えないのではないか」と考えました。今まで日本では、「言語は情報を伝達するためのスペシャルな手段」だと考えられていましたが、実はそうではないんですよね。言語以外の手段のほうが、はるかに多くの情報を伝達する。皆さんには、これを忘れずに覚えておいてほしいなと思います。

「見た目が9割」のわかりやすい事例があったら教えてください。

例えば『トムとジェリー』というアニメ。猫とねずみが追いかけっこをし合う物語なんですが、あの中には、いっさい言語が出てこないんですよね。それでも十分におもしろく、意味が伝わってくるのは、まさに「見た目」でメッセージを伝えているからなんですよ。「見た目が9割」というのは、そういうことです。

社会に出たら、どのような「見た目」を意識したらいいのでしょうか?

上司や先輩は、誰も新人がいきなり活躍するとは思っていません。ですから、変に頑張らず、フレッシュマンらしい格好をしたらいいと思います。相手に不快感を与えない、清潔かつスタンダードな装いを心がけるのが基本。最初はフレッシュマン向けの雑誌などを見て、マニュアル通りのファッションを実践してみるのもいいでしょう。素直で好感度の高い格好で、「社会のルールはわかっていますよ」「みなさんと一緒にやっていこうと思っていますよ」というメッセージを発信することが大事なんです。

ラフなファッションや個性的なファッションを楽しみたい場合は、どうすればいいですか?

それはプライベートで楽しめばいいんじゃないかな。ファッションやマナーというのは自分のためにあるものではなく、相手のためにあるものなんです。相手に対して失礼のないようにスーツを着る、相手が気持ちよく過ごせるようにネクタイを締める。それが、社会人としてのファッションです。最近はカジュアルなファッションでもOKという会社も多いですが、カジュアルならカジュアルなりに、相手のことを考えてほしいなと。要は空気を読んで、職場やお客様に合った服装で仕事をするということが大事なんだと思いますよ。

ファッション以外に注意すべき点はありますか?

表情を豊かにすることは重要ですね。毎日コツコツと「表情筋エクササイズ」をやると、硬い筋肉がほぐれて、次第に柔らかい表情ができるようになりますよ。あとは、表情が豊かな人の顔をよく観察するのもおすすめです。そういう人は心がちょっと動くと、パッと表情が変わる。それだけで、多くのメッセージが人に伝わるはずです。ケーキを見て「おいしそーう!」と言っているけど顔は無表情、なんてことにならないよう、しっかり人を見ながらトレーニングしてください。

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