【自己紹介特集7】入社前にソーシャルメディアを使って連帯感を強める

更新:2019/02/20

入社準備

懇親会や内定式は、これから何年も一緒に仕事をする同期たちと言葉を交わす絶好の機会です。少しでもお互いを知り、親しくなっておきたいものです。



親しくなるには、まずは自分を知ってもらうこと。もしTwitterやmixiなどのSNS、それにブログを自己表現の場として利用しているのなら、これらを使わない手はありません。そこで今回はこれらウェブサービスを使って入社する前に同期たちと親しくなるためのポイントを、自己演出教育を手掛けるビーンスター株式会社の鶴野充茂先生に伺いました。p>


ウェブサービス情報を同期に知らせるための準備をしよう

TwitterやSNS、ブログのアドレスを、内定式などで親しくなった人と個人的に交換するには、事前の準備が大切と鶴野先生は言います。

■赤外線通信ができるよう、携帯のプロフィールにTwitterやブログのアドレスを入れておく

■氏名やアドレスなどを記載した個人名刺を作っておく

以上2点を準備していれば、短い時間でもさっと交換できます。もし全員の承諾が得られるなら、率先して同期の連絡先をまとめてリスト化し、それを共有するのもオススメ。携帯電話やメールアドレスに加えて、ウェブサービスの情報も載せておけば、気軽に同期のアドレスにアクセスすることができます。もちろん、個人情報の取り扱いには重々注意する必要があります。


自分を印象付ける情報を発信しよう

せっかくアドレスを渡したのなら、これらウェブサービスで自分をより印象付けたいものです。「読んだ人が面白かった、役に立った、知って良かったと思える情報を発信することがポイントです」(鶴野先生)。たとえば、"都心でオススメのスイーツ"、"読んで面白かった本"などのように、一つのテーマに沿った情報を豊富に発信しているページは、その人の趣味も分かりますし、情報としても役立ちます。

もし、今までは個人の日記のような使い方をしていて、これから変えていきたいのなら、"今日の新聞で見つけた気になる記事"や"グッときた言葉、瞬間"など読んでいて面白い内容を目指すのがオススメ。役立つ情報を発信している同期として、また○○に詳しい人物として、相手に強い印象を残します。


共通項で距離をグッと縮めよう

そもそもブログやTwitter、SNSなどは、自分の趣味や関心のあること、感じたことなどを発信しているウェブサービスですので、そこから共通の話題ができ、一緒に趣味を楽しんだり、勉強の進ちょくを報告しあったりといった、新しい関係が生まることも期待できます。以下のようなそれぞれの特徴を活かして、使い分けてみましょう。

■Twitter
Twitterでは、会話をするようにテンポ良く言葉を交わすことが多いことから、やりとりしているうちに今度会いましょうという話に発展することも多くあります。

■SNS
SNSは、コミュニティーに参加したり、他人のページにリンクしたりと、人とのつながりが生まれやすいサービスです。たとえば、講師を招いた勉強会やオフ会を定期的に行っているコミュニティーなら、積極的に意見を交換したり会に参加したりすることで連帯感が生まれます。

■ブログ
ブログは不特定多数の読者に向けて発信するものですので、感じたことなどを徒然と書くことが多いことから、個性をストック(蓄積)して見せやすいサービスと言えます。積極的に双方向のコミュニケーションを求めるのではなく、自分を知ってもらい、もし共通項を見つけたら声を掛けてほしいという距離感を求めるときに最適です。


入社後も緩やかなつながりを活用しよう

また入社後は、部署が別れてしまい顔を合わせることがなくなった同期に対し、わざわざメールを送る用事はないが、どうしてるのだろうと思ったときなど、見ても見なくてもいいような"ゆるやかなつながり"をはぐくむこうしたウェブサービスが、手軽に近況を知る手だてとなることも。さらに、「書かれていたり、つぶやいていたりした内容に関心を持てば、久々にメールや電話をする機会にもなります」(鶴野先生)。あらためてつながるきっかけともなるのです。


まとめ:内定者とのつながりを求めるなら、ウェブサービスを使ってみるのがオススメ。まずは、携帯のプロフィールにTwitterやSNS、ブログのアドレスを入れておき、いつでも交換できる準備をしておこう。

美月あきこさんプロフィール(オールアバウト内)
著書:『たった1分でうちとけ、30分以上会話がつづく話し方』

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