ETC、ロボット掃除機……今年は何型?【入社年度別】新入社員タイプ

2013/03/05

付き合い・人間関係

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【入社年度別】新入社員タイプ一覧


参考:公益財団法人日本生産性本部

平成25年入社の新入社員タイプは「ロボット掃除機型」

■一見どれも均一的で区別がつきにくいが、部屋の隅々まで効率的に動き回り家事など時間の短縮に役立つ(就職活動期間が2か月短縮されたなかで、効率よく会社訪問をすることが求められた)。

しかし段差(プレッシャー)に弱く、たまに行方不明になったり、裏返しになってもがき続けたりすることもある。能力を発揮させるには環境整備(職場のフォローや丁寧な育成)が必要。

■平成25年入社組の就職活動の特徴 ──「時間短縮型就活の第一期生」
就職、採用活動の早期化傾向に対する社会的批判を受け、平成23年の日本経団連の申し合わせ(新倫理憲章)によって、就職活動期間(企業採用のための広報活動の解禁日)が大学3年次の10月1日から12月1日へと2か月遅くなった。
今春新入社員となる若者たちはその第一期生にあたる。

今日、我が国の若年雇用を巡る状況は、リーマンショック前の就職内定率の水準には達してないものの、2年連続で就職内定率は改善傾向にあり、今春卒業予定の大学生では前年同期を1.2ポイント上回る81.7ポイントまで回復するなど(平成25年2月1日現在、文部科学省、厚生労働省調べ)明るい兆しが見えつつある。

こうしたなか、当初は就職活動期間が2か月短縮されたことで、業界研究に十分な時間が費やせないなどの準備不足や、スケジュールが慌ただしくなることなどが懸念されたが、実際には学生たちから秋に行われる文化祭でのサークル活動やスポーツ大会、文化行事への参加が可能となり、一生懸命やり遂げることができたなどポジティブな声が寄せられている。

これが従来通り10月1日解禁では中途半端なかたちで終わってしまうケースもあっただろう。また、大学関係者からも本来のゼミ活動に時間を割くことが出来たという肯定的な評価が聞かれ始めている。何より就職活動のスタートにあたって学生たちが企業のエントリーシートや説明会への参加を通じ「自分が何かをやり遂げた」という事実を自信をもって表現できることは大きい。新倫理憲章の影響や効果は一年では明確に判断できないが、学生当事者にとって、2か月間の時間の短縮は影響が大きかったと思われる。

■「ロボット掃除機型」について
ロボット掃除機とは自走式の掃除機の総称である。様々なプログラミングに従って自分で動き回り、時間がくると自動的に動き始め、掃除が済むと自分で充電装置にドッキングする機能もあったりする。

機械とはいいながら、その動きはどこか人間的で愛嬌がある。いかにも「頑張って仕事しています」といったニュアンスの動きをする。また、使っているうちには奇妙な行動を見ることもある。多くの人が経験するのが行方不明である。たいていはソファーの陰やベッドの下で立ち往生しているのだが、時には段差から転落して、裏返しになった亀のようにもがいていたりする。活用するためには、ある程度、部屋が片づいていることが必要で、雑然とした環境では能力を発揮しにくい。新卒新入社員を採用した企業にあっては、育成のための研修プログラムを工夫する、組織として最初からプレッシャーを与えずコミュニケーションに配慮する、新入社員を孤立させないなど、職場として受け入れ環境を整え新人を育成していって欲しい。きく育っていく(松原)だろう。


平成24年入社の新入社員タイプは「奇跡の一本松型」

●困難な就職活動の中での「頑張り」

大卒予定者の就職内定率が過去3番目に低い(80.5%)という厳しい状況のなか、就職戦線を乗り越えてきた若者たちの頑張りを賞賛したい。

●若者たちの就業観が垣間見えた
多くの若者たちが復興へのボランティア活動などを通じて、他人の気持ちに寄り添うことや、人間関係の「絆」の大切さを認識し、チームや組織としての互助的な協力関係を築くことの大切さを実感したようだ。
一般的な見解と異なり、昨今の若者には潜在的に他者への触れ合いや協同を通じて社会の役に立っていきたいという気持ちがあることがわかる。

●若者たちはこれからの時代の「変化」の原動力
就職氷河期以降、若者たちは、既存の会社のありようにいかに自分を合わせるかということに汲々としているようにみえる。
しかし既存のものだけではなく「想定外」の事態に遭遇することも今回の大震災の経験から学んだ。
柔軟な発想や新しい価値観を取り入れ、社会や企業の中で「変化」という風を吹かせる原動力となって欲しい。

■今年度のネーミング
東日本大震災にも耐えて生き残った「奇跡の一本松」の話は、復興に向けて多くの人に勇気を与えてくれた。
今年の新入社員についても、前例のない厳しい就職戦線を潜って残った頑張りを称えたい。
これからの人生においても自然災害をはじめ「想定外」の事態に直面することもあろうが、その困難を乗り越えていくことが大いに期待される。
今のところは未知数だが、先輩の胸を借りる(接木)などしながらその個性や能力(種子や穂) を育てて行けば、やがてはどんな部署でもやっていける(移植)だろうし、他の仲間とつながって大きく育っていく(松原)だろう。


平成23年入社の発表予定だった新入社員タイプは「はやぶさ型」 ※東日本大震災に伴い発表を自粛

宇宙探査機「はやぶさ」が7年にもおよぶ長旅から帰還したことが多くの人に感動を与えた。
最初は音信不通になったり、制御不能になったりでハラハラさせられるが、長い目で見れば期待した成果をあげることができるだろう。
あきらめずに根気よくシグナルを送り続けることが肝心だ。


平成22年入社の新入社員タイプは「ETC型」

性急に関係を築こうとすると直前まで心の「バー」が開かないので、スピードの出し過ぎにご用心。IT 活用には長けているが、人との直接的な対話がなくなるのが心配。理解していけば、スマートさなど良い点も段々見えてくるだろう。"ゆとり"ある心を持って、上手に接したいもの。


平成21年入社の新入社員タイプは「エコバック型」

環境問題(エコ)に関心が強く、節約志向(エコ)で無駄を嫌う傾向があり、折り目正しい。小さくたためて便利だが、使うときには大きく広げる(育成する)必要がある。酷使すると長持ちしない(早期離職)が、意外に耐久性に優れた面もあり、活用次第で有用となるだろう。早く消費を上向かせ、エコバッグを活用する機会を増やしたいものである。


平成20年入社の新入社員タイプは「カーリング型」

冬季オリンピックでおなじみになったカーリング、新入社員は磨けば光るとばかりに、育成の方向を定め、そっと背中を押し、ブラシでこすりつつ、周りは働きやすい環境作りに腐心する。しかし、少しでもブラシでこするのをやめると、減速したり、止まってしまったりしかねない。

また、売り手市場入社組だけに会社への帰属意識は低めで、磨きすぎると目標地点を越えてしまったり、はみだしてしまったりということもあるだろう。就職は楽勝だったかもしれないが、サブプライムローンの問題等の影響により経済の先行きは一気に不透明になった。これからも波乱万丈の試合展開が予想され、安心してはいられない。自分の将来は自分の努力で切り開いていくという、本人の意志(石)が大事になろう。


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