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- TOEICのリスニングで高得点をとるための対策方法と学習のコツが分かる
- リスニングができるようにならない原因が分かり、適切な方法で攻略できる
- リスニングが苦手で悩んでいる状態から脱して、目標実現に向けて前進できる
上記のように悩む人は、リスニング問題が解けない原因を探り、解消することでハイスコアを取れるようになります。
今回はTOEICのリスニング問題で高得点をとるために、まずやるべき対策と、具体的な学習方法・コツを紹介していきます。
学習に使える無料ツールも紹介するので、今すぐチェックして学習を始めてみてください。
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TOEIC対策者必見!リスニング問題の形式と構成をチェック
TOEICのリスニング問題はPart1〜4と全部で4つに分かれています。まずは問題形式に慣れるため、1つずつ確認していきましょう。
TOEICリスニング問題Part1:写真描写問題6問
TOEICリスニング問題Part1の概要は以下の通りです。
写真描写問題 6問
1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。説明文は印刷されていない。4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークする。
引用:TOEIC公式
Part1は、写真の内容を見て正しい選択肢を選ぶ問題です。
人物の写真や乗り物、風景の写真を見ながら英語の設問を聞き、回答していきます。
Part1は説明文が印刷されていないものの、視覚からの情報が入りやすいので、しっかり対策すれば高得点を狙えるパートです。
TOEICでハイスコアを狙いたいなら、満点を取るつもりで対策しておきましょう。
TOEICリスニング問題Part2:応答問題25問
TOEICリスニング問題Part2の概要は以下の通りです。
応答問題 25問
1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送される。印刷はされていない。設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする。
引用:TOEIC公式
Part2では英語の設問を聞いていき、A〜Cの選択肢から正しい答えを選んでいきます。
Part2の問題は短文のため、長文問題に比べると解きやすいのが特徴。TOEICで高得点を狙うならしっかり対策しておきたいパートです。
TOEICリスニング問題Part3:会話問題39問
TOEICリスニング問題Part3の概要は以下の通りです。
会話問題 39問
2人または3人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない。会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマーク(中略)各会話には設問が3問ずつ
引用:TOEIC公式
Part3では、複数人の人物達の会話が流れてくるので、会話の内容を理解した上で内容について回答していきます。
会話の内容は日常会話がメインになりますが、数問ほど図や表付きの問題も出てきます。
Part3から長文の問題になるので、入念な対策が必要です。
TOEICリスニング問題Part4:説明文問題30問
TOEICリスニング問題Part4の概要は以下の通りです。
説明文問題 30問
アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない。各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマーク(中略)各トークには質問が3問ずつ
引用:TOEIC公式
Part4はリスニング問題の中で最も難易度が高く、設問の英文が最も長いです。
また、日常会話がメインだったPart3とは異なり、ニュースやスピーチなど硬い内容の英文が増えてきます。
さらに、Part3と同じように図や表付きの問題がでてくるため、問題を理解して解くのに時間がかかります。
大枠を捉えられたとしても、細部が聞き取れないと、ひっかけ問題のワナにはまる可能性も。
「本当に自分の認識で合っているのか」常に疑いながら、単語の巧みな言い換えや多くの情報に惑わされないようにしましょう。
TOEICで高得点を狙うなら、無視してはいけないパートのため、参考書や問題集をしっかり活用して、徹底的に対策していくことが大切です。
なお約45分間のリスニングセクションが終わると、75分間のリーディングセクションが始まります。
リーディングで集中力を切らさないために、リスニングでエネルギーを消耗しすぎないよう注意してください。
TOEICのリスニング問題が聞き取れない原因・理由と解決策
ここでは、TOEICのリスニング問題が聞き取れない3つの原因と解決策を紹介していきます。
リスニング問題がうまく解けない人は、現状から脱却するため、ぜひ参考にしてみてください。
英単語のボキャブラリーが少ないため聞いても理解できない単語が多すぎる
ボキャブラリーが少ない結果、TOEICのリスニング問題が聞き取れない人は多いです。
特に、中学校レベルの英単語の基礎が身についていない人は、音声だけではなく文章で問題を見ても理解できないパターンが多くあります。
聞き取れたところで単語の意味が分からない人が、オーバーラッピングやシャドーイング、速聴などでリスニング対策をしても、さほど効果は出ません。
対策:リスニング問題の単語が理解できないなら中学校レベルの基礎を復習
TOEICのリスニング問題で出てくる英単語が理解できないなら、まずは中学校レベルの基礎から復習していきましょう。
中学校レベルの英単語を復習していくのにおすすめの本は、以下の2冊です。
2冊とも英語初心者向けの参考書のため、基礎的な英単語を復習でき、TOEICのリスニング問題を解くための知識の習得に役立ちます。
また、中学校レベルの基礎を学習していったら、「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)」などの頻出単語帳を活用して、TOEICの問題でよく出てくる単語も覚えていきましょう。
なおオンライン英会話サービスにも、初心者が中学レベルの英語を復習できるものがあります。外国人の先生の英語を聞き取ることで、リスニングスキルを強化しながら英語に取り組めるため、検討するのもおすすめですよ。
ネイティブが話す流暢な英語のスピードについていけない
ネイティブが話す英語のスピードについていけなくて、リスニング問題の内容が聞き取れない人も多いです。
なぜネイティブの英語スピードについていけないかというと、日本に住んでいると流暢な英語音声を聞く機会が少ないからです。
また、日本人の大半がカタカナ英語に慣れてしまっているのも理由の1つと言えるでしょう。
そのため、ほとんどの日本人が「早口過ぎて問題を聞き取れない」と悩んでしまうのです。
対策:ネイティブが話す英語のスピードに慣れる方法はシャドーイング
ネイティブが話す英語のスピードについていけないときは、シャドーイングを活用してリスニング力を向上させていきましょう。
シャドーイングとは流れてくる英文を追いかけるように1〜2語遅れて発音する、リスニングのトレーニング方法です。
元々は、通訳の人達が行っていたトレーニングのため、リスニングスキルを向上させるのに適しています。
ただし、シャドーイングは初心者向けのトレーニングとは言えないので、英語初心者がシャドーイングを行う際は、以下の流れで始めていくのがおすすめです。
- まずは音声だけをしっかり聞く
- 英文を確認しながらリスニングしていく
- 一文ずつ細かく区切ってリピートする
- 音声を聞きながら一緒に読んでいく
- 文章を見ながら少し遅れて読む
- 何も見ずに1~2語遅れて音声を復唱する
まずは英文を見ながら発音したり、一文ずつ細かく区切ってリピートしたりなど、段階を踏んでトレーニングを進めていくのがおすすめです。
ネイティブの発音、特に音声変化を正しく聞き取ることができない
TOEICのリスニング問題が聞き取れない人は、ネイティブの発音のルールを正しく理解できていない人が多いです。
ネイティブスピーカーは、英文をそっくりそのまま発音してくれません。
例えば、「Check it out」という英文の場合、日本人が発音すると「チェックイットアウト」になります。
しかし、ネイティブスピーカーが発音すると「チェッヶラゥ」のように、音声の変化が起こります。
上記のような音声変化を「リエゾン」といい、リスニング問題を完璧に聞き取るには、リエゾンを意識した対策が必要になってくるのです。
対策:ネイティブの発音を正しく聞き取る対策はオーバーラッピング
「リエゾン」をはじめネイティブ特有の音声変化をうまく聞き取り、リスニングを克服するのに適している学習法は、オーバーラッピングです。
音声を聞いて文章を見ながら英文を発音していくオーバーラッピングを活用すれば、ネイティブの発音を身体で覚えることができます。
またオーバーラッピングはシャドーイングとは異なり、文章を見ながら英文を読み上げていくので、英語初心者でも気軽に行いやすいです。
次で紹介するオーバーラッピングのコツ・やり方を参照して、実際に試してみてください。
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TOEICのリスニング問題で高スコアをとるためにまずやりたい勉強法&対策のコツ
TOEICのリスニング問題で高得点を取るために、まずやるべき対策を5つ紹介していきます。
- オーバーラッピングを活用して英文の聞き取り練習をする
- シャドーイングを活用して英文の聞き取り練習をする
- 速聴を活用して2倍速で音声を聞いていく
- ディクテーションを活用して聞き取った文章の意味を理解する
- リプロダクションを活用して英文の意味を完璧に理解していく
どの方法の実践中においても意識してほしいのは、TOEICのリスニング対策で重要なのは「英文を聞き取る練習」と「英文の意味を理解する練習」の2つということ。
上記の2つを常に意識して練習に励めば、いずれTOEICのリスニング問題で高得点を取るコツがつかめるはずです。具体的なやり方を1つずつ解説していくので、参考にしてみてください。
オーバーラッピングを活用して英文の聞き取り練習をする
TOEIC初心者におすすめのリスニング対策は、オーバーラッピングです。
そもそも、日本人が英文を聞き取れないのは、自分が認識している音とネイティブが発音する音に乖離があるからです。
そのため、まずは英文を聞き取る練習の基本であるオーバーラッピングを活用して、ネイティブの発音を少しずつ理解していきましょう。
オーバーラッピングとは、教材のスクリプトを読んで、流れてきた英語の音声と同時に発声を行うことです。実際に英文を読みながら、流れてくる英語の音声を聞いて発音していくので、英語初心者でも気軽に実践できます。
オーバーラッピングをするときは、以下の2つを意識してみてください。
- 音と単語のすり合わせを意識する
- リズムやイントネーションも意識する
上記の2つを意識して練習していけば、ネイティブの発音や話すリズムを意識できるようになっていきます。
TOEICのリスニング対策は、以下の記事も参考にしてオーバーラッピングから始めていきましょう。
シャドーイングを活用して英文の聞き取り練習をする
オーバーラッピングに慣れてきたら、並行してシャドーイングも取り入れていきましょう。
シャドーイングとは、英語の音声を聞いたら1~2語遅れて復唱する、リスニングのトレーニング法です。
オーバーラッピングとは違い、英文を読まずに英語の音声を復唱していくため、英語初心者には少し難易度が高いです。
そのため、オーバーラッピングに慣れてから、シャドーイングを行っていきましょう。
シャドーイングのコツは以下の3つです。
- しっかり声に出して発音する
- リズムやイントネーションを意識する
- わからない部分は調べる
ネイティブの発音に慣れていくためにも、まずはリズムやイントネーションを意識しながら、しっかり声に出して発音してみてください。
また、分からない部分がある場合はそのままにせず、スマホや辞書を使って調べていきましょう。
オーバーラッピングとシャドーイングの2つを活用していけば、少しずつTOEICの問題を聞き取れるようになるはずなので、参考にしてみてください。
速聴を活用して2倍速で音声を聞いて脳を速い英語に慣らしていく
オーバーラッピングやシャドーイングを活用しても、TOEICの問題がいまいち聞き取れない場合は「速聴」を試してみてください。
速聴とは、常に2倍速で英語の音声を聞いていくトレーニング法です。常に2倍速で聞いていると、脳が速いスピードの英語に慣れてきます。
脳が速いスピードの英語に慣れていくと、ネイティブが話すTOEICのリスニング問題も聞き取れるようになるため、リスニング問題が苦手な人は、速聴を活用していきましょう。
速聴の手順は以下の4つです。
- 2倍速で聞く
- わからない部分を調べる
- 1.5倍速で聞く
- 1~3を繰り返していく
コツは2倍速→1.5倍速と、徐々にスピードを緩めていくことです。わからない部分があれば何度も聞き直して調べていきましょう。
上記の流れを繰り返し練習していけば、リスニング力を向上させることができるはずです。
オーバーラッピングやシャドーイングが苦手な人は、ぜひ参考にしてみてください。
ディクテーションを活用して聞き取った文章の意味を理解する
オーバーラッピングやシャドーイングを活用して、TOEICの問題を聞き取れるようになったら、次にディクテーションを活用して聞き取った文章の意味を理解していきましょう。
「ディクテーション」とは、聞いた英語を一語一句違えずに書き取るトレーニングです。
ディクテーションを行えば、英文特有の文章の繋がりや流れを理解できるようになるので、リスニング力が向上していきます。
ディクテーションを行うときは英文を書き取るだけではなく、同時に構文分析も行っていきましょう。
例えば各単語の上に品詞を記入していったり、使われている文法単元を記入していったりなど、英文の意味をしっかり理解していくのです。
構文分析を行えば、自分が苦手と感じる英単語や英文法を理解できるようになるため、学習をスムーズに進めることができます。
英文を聞き取れるようになったら、ディクテーションを活用して「英文の意味を理解する」段階に入っていきましょう。
リプロダクションを活用して英文の意味を完璧に理解していく
オーバーラッピングやシャドーイング、ディクテーションである程度リスニング対策に慣れてきたら、最終段階に入ります。
リプロダクションを活用し、英文の聞き取りと意味の理解を完璧にしていきましょう。
「リプロダクション」は「聞いた英語を再現する」トレーニング方法です。プロ通訳士の育成訓練としても使用されています。
リプロダクションを活用すれば、ネイティブの発音や文法の流れを深く理解できるようになるため、リスニング力が飛躍的に向上していくはずです。
リプロダクションはシャドーイングと違って音に続いて発音するのではなく、一度音声を止めて少し時間を空けてから音を再現していきます。
そのため、「英文を聞き取る練習」と「英文の意味を理解する練習」に慣れていないとできない、上級者向けのトレーニング法となっています。
具体的なやり方は以下の4STEPです。
- 英文を聞く(理想は1回で聞き取る)
- 2秒前後で音声を止めて発声する
- 音声を確認する
- 1~3を繰り返す
特に重要なのは「音声を止めて発声する」行為です。
英文を聞いたら単純に暗記するのではなく、文の構造と意味を掴んだ上で、自分で英文を組み立てながら音声を再現してみてください。
上記の流れを意識してトレーニングしていけば、難しいTOEICのリスニング問題を攻略できるようになるはずです。
TOEICのリスニング問題が聞き取れない会場がある!? 特徴・解決方法を押さえて攻略しよう
TOEICのリスニング問題が聞き取れない会場の特徴は、以下の3つです。
- 広い会場
- 反響音が酷い会場
- 都心にある会場
1つずつ解説していくので、TOEICのリスニング対策をしている人は参考にしてみてください。
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広い会場は後方の席だとうまく聞き取れずパニックになるリスクがある
大学の大きな教室をはじめ、会場が広いとTOEICのリスニング問題は聞き取りづらいです。
そもそも、TOEICのリスニング問題は放送ではなく、スピーカーで行われます。
スピーカーの場合だと、会場全体に均等に届く訳ではないので、座る位置によってはうまく聞き取れない場合もあります。
特に後ろの方の席だとうまく聞き取れない場合が多いので、本番でパニックになってしまう人も少なくありません。
反響音が酷い会場だと複雑な内容を細部まで聞き取るのが難しくスコアに影響が
建物の構造によっては、反響音が酷いケースもあります。
先程も説明したように、TOEICのリスニング問題はスピーカーで行われるため、反響音が酷い会場だと問題を完璧に聞き取るのが難しいです。
くぐもった性質の音が聞こえてきたり、地味にノイズが入っていたりなど、細部までしっかり聞き取るのが難しくなります。
そのため難しい単語や複雑な文法だとうまく内容を聞き取れず、誤った理解のまま解答して、スコアに悪影響が出るかもしれません。
都心にある会場だとノイズが入りやすいため高い集中力が求められる
オフィス街の真ん中や人通りの多い都心の会場も、リスニング問題がうまく聞き取れない可能性があります。
なぜなら、車のクラクションや赤ちゃんの泣き声など、雑音が入ってくる可能性が高いからです。
特に東京の会場だと、雑音が入り混じる中でリスニング問題を解かなくてはならない場合もあります。
もちろん、都心にあるすべての会場に当てはまる訳ではありませんが、ノイズの多い都心の会場でTOEICを受験する際は、高い集中力が必要になってきます。
リスニング問題の音声が聞き取りにくい会場で受ける場合の対策法
リスニング問題の音声が聞き取りにくい会場で試験を受ける際の対策法は、以下の3つです。
- 家でもスピーカーを使って問題を聞き取る
- YouTubeを使って雑音も一緒に流す
- 試験本番で席の移動を申し出る
TOEICの試験スタイルを変えることは不可能なので、家でも本番を想定し、スピーカーを使ってリスニング問題を解いていくのがおすすめです。
イヤホンだと音質が良すぎるので、本番同様の環境を体験するつもりで、イヤホンを外しスピーカーのみで聞いてみてください。余裕があればYouTubeを使って雑音も同時に流して、多少の雑音にも耐えられる集中力を鍛えていきましょう。
また、TOEICではリスニング問題が聞こえない場合、席の移動を申し出ることが可能です。
試験前にリスニングの音質をチェックする時間があるため、少しでも聞き取りにくければ、ここで素早く申し出て、前方の席に移動するのがおすすめです。
TOEICのリスニング対策におすすめの初心者向け参考書&問題集
ここでは、TOEICのリスニングにおすすめの参考書と問題集の両方を紹介していきます。
初心者向けを想定し、おすすめの参考書から紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
TOEICのリスニング対策におすすめの初心者向け参考書
TOEICのリスニング対策におすすめの初心者向け参考書は、以下の3冊です。
「ゼロからスコアが稼げるドリル」と「特急シリーズ」は、初心者向けのリスニング対策本です。
例えば、「ゼロからスコアが稼げるドリル」では長文の問題は収録されておらず、短い英文の聞き取り問題のみ収録されています。
「初心者特急 パート」は、入門レベルですが、新形式で難化したリスニングパートにしっかり対応できます。頻出動詞や表現を無理なく習得可能です。
一方、「世界一わかりやすい TOEICテストの授業」は中級者向け以上の参考書となっており、問題の解き方の解説が具体的に記載されています。
ある程度TOEICに慣れてきて、より実践的なテクニックを身につけたい方は「世界一わかりやすい TOEICテストの授業」を活用していきましょう。
TOEICのリスニング対策におすすめの初心者向け問題集
TOEICのリスニング対策におすすめの初心者向け問題集は、以下の3冊です。
特にTOEIC初心者におすすめなのが、「公式TOEICプラクティス リスニング編」です。
TOEICの運営元が公式に出版している教材で、公式作成問題333問と400語の単語が収録されているため、実践形式で問題を解くことができます。
また、ある程度TOEICのリスニング問題に慣れてきたら「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9」もおすすめです。
こちらもTOEICの運営元が公式に出版しており、問題の一部をスマホにダウンロードできるため、スキマ時間を活用してリスニング対策をすることができます。
TOEICのリスニング問題集を探している方は、上記の3冊を参考にしてみてください。
TOEICリスニング対策が今すぐできるおすすめ英語学習動画
TOEICのリスニング対策として、今すぐ問題演習ができる動画と、リスニング対策のポイントを約5分でつかめる動画を紹介します。
今すぐTOEICのリスニング対策が実際にできる動画
TOEIC Part2の出題形式で、リスニング問題と回答が60分間、連続で再生される動画です。
日本国内外で400万人以上の利用者がいるTOEIC対策アプリ「Santa」の問題を使い、リスニングの演習ができます。
実際のテストではリスニング時間が約45分間のため、1時間通してこの動画で演習すれば、本番で通用する忍耐力を鍛えられます。
「そもそもTOEICのリスニング対策は毎日やるべき?」
と考える人もいるかもしれません。結論から言うと、毎日最低でも45分間はTOEICの英語を聞き取るのが理想的です。
本番は約45分間、続けて英語を聞き取る必要があります。普段から同程度の時間は英語に触れるようにすれば、本番でも集中力を切らさず、リスニング問題を最初から最後まで聞き取れるようになっていくはずです。
もちろん忙しいときは、5~10分ずつなど小分けにして、スキマ時間の演習に取り組むだけでも構いません。
ただ長時間英語に触れる機会を設ければ、スムーズに英語を理解できる「英語脳」が鍛えられます。そのため、休日はなるべく1時間以上の学習時間を確保しましょう。
TOEICのリスニング対策に使える具体的な勉強方法が分かる動画
リスニングで満点を取るためのポイントが2つに分けて解説されている、YouTubeチャンネル「Haru English」の動画です。
チャンネルは2025年1月現在、12万人以上のチャンネル登録者数を誇っています。
運営者・解説者は、外資系企業に勤務し、TOEIC LR 990点満点・英検1級合格を達成したHaruさんです。
シャドーイングや英語を理解するための訓練などのポイントを、簡潔かつ論理的に説明しています。
特に文法や文章構造の理解が重要であることが、実感できる動画です。文章を理解できなければ、そもそもリスニングで音を聞いても理解できないのは当然です。
日本語訳なしでスクリプトを読んで、意味が理解できない箇所は、文法や構造への理解があやふやである証拠。
音を聞いても理解できないなら、まずスクリプトを読んで内容を理解できるようになりましょう。そうすることで、リスニングでの理解力も上がっていくはずです。
動画では詳しいやり方を約5分で学べるため、ぜひ確認してみてください。
【無料あり】TOEIC対策おすすめアプリ4つを厳選!リスニング対策に活用可能
リスニング対策に活用できるTOEIC対策アプリは、以下の4つです。
- TOEIC公式コンテンツ by IIBC
- Santa
- レシピー
- スタディサプリEnglish
順番に特徴と活用のポイントを解説していきます。
アプリ①TOEIC公式コンテンツ by IIBCはすべての機能を無料で利用できる
リスニング対策に活用できるTOEIC対策アプリ1つ目は「TOEIC公式コンテンツ by IIBC」です。TOEICの公式運営元であるIIBCが運営しているアプリのため、実際の出題形式を正確に把握できます。
TOEICの問題でよく設定されるシチュエーションの問題が多く用意されているアプリで、具体的な機能は以下です。
- 日常やビジネスなど場面ごとの英会話フレーズを音声で聞ける
- 各英会話フレーズのスクリプト(英語/日本語)を確認できる
- フレーズ一覧(発音、意味、例文など)
学習したい問題を選んで、リスニングやフレーズクイズに挑戦できます。音声再生やダウンロードが可能なため、通信制限がある状況下でも自習に取り組めるのが強みです。
さらに、すべての機能を無料で利用できるのもメリットなので、お金をかけずにTOEICのリスニング対策を行う手段を探している人は、ぜひ活用してみてください。
公式サイト:TOEIC公式コンテンツ by IIBC
アプリ②SantaならAIチューターがレベル別に学習カリキュラムを自動で作成
出典:Santa
「Santa」は、最先端のAIを活用してTOEIC対策ができるアプリです。
3分程度の診断だけで、精度95%のAIチューターが解答者のレベルを分析し、TOEICの予測点数を表示してくれます。
さらに、表示された点数から解答者に適したTOEICの学習カリキュラムを自動で作成してくれるため、自分で学習スケジュールを作成する手間も省くことができます。
チャット機能でAIに質問すれば、理解できない問題の詳しい解答や、覚えたいフレーズを使った例文を提供してもらうことも可能です。
- TOEICの頻出単語を収録
- 動画文法講義
- TOEIC25回分の問題を収録
さらにリスニング問題では、AIが苦手なアクセントの種類を分析して解説してくれるため、リスニングの弱点を洗い出すことが可能です。
TOEICのリスニング問題が苦手な人は、最先端のAIアプリを活用して、リスニング対策を行っていきましょう。
アプリ③レシピーは3ヶ月でTOEICスコア換算200点アップの実績がある対策アプリ
出典:レシピー
「レシピー」は、毎日10分程度のスキマ時間を使って、TOEIC対策を継続しやすい学習アプリです。
ユーザーが3ヶ月で、TOEICスコア換算で200点分のレベルアップに成功した実績があり、短時間で英語力アップを図ることができます。
リスニングセクションはパート1~4の対策問題を網羅し、リーディングセクションはパート5とパート7の模擬問題を収録。特にパート7は、150種類の長文問題に取り組むことで、英文に慣れてスラスラと解く力を鍛えられます。
「MyRecipe TOEIC L&Rモード」では、AIがユーザー1人1ひとりに合った、効果的なカリキュラムを作成するのが特徴です。自分で学習計画を立てなくても、自動で作成されたコンテンツに目を通すことで、効率的にスコアアップを目指せます。
レシピーを最大限に活用して、TOEICでハイスコアを獲得しましょう。
公式サイト:レシピー
アプリ④スタディサプリは実力ある講師の講義動画で攻略ポイントを押さえられる
英語勉強アプリで有名な「スタディサプリEnglish」には、TOEICコースがあり、リスニングはもちろんリーディングや発音などの対策も行うことができます。
TOEICコースの主な学習機能は、以下の5つです。
- パーフェクト講義
- パート別演習問題
- 詳しい解説
- 復習トレーニング
- レベル別単語クイズ(1,500語)
上記の中でも、特にリスニング対策に役立つのが「パーフェクト講義」です。
パーフェクト講義では、TOEICのリスニング問題の攻略ポイントや各パートの演習解説を動画で学ぶことができます。
もちろん、TOEIC対策を解説しているのは、TOEIC対策に特化したカリスマ講師たちです。
また、実践問題演習ではTOEIC20回分の問題を解くことができ、リスニングパートでは、以下のリスニング対策演習も用意されています。
- 単語学習
- ディクテーション
- シャドーイング
スタディサプリのTOEICコースは、ただ問題を解くだけではなく、TOEICの対策方法も同時に学ぶことができます。
ただし、スタディサプリは無料のアプリではなく、月額3,278円(税込)の費用がかかる有料アプリです。
無料アプリよりも内容が充実していることは確かなので、コスパが良くて質の高いTOEIC対策コンテンツを探している方は検討してみてください。
公式サイト:スタディサプリEnglish
TOEICのリスニング問題で高得点を取りたい人からよくある質問と回答
Q:TOEICのリスニング問題に必要な勉強時間はどれくらい?短期集中は可能?
TOEIC初心者が750点以上のハイスコアを目指す場合、1,150時間以上の学習が必要とされています。中級者の場合は700時間程度の学習が必要で、1日3時間の勉強を約8ヶ月続けなければなりません。200~300点台の人であれば、600~700点以上までスコアアップを目指すにあたり、短期集中は難しいと考えた方がいいでしょう。なるべく短期集中でスコアアップを目指したい場合は、アプリやスクールで対策するのも手です。
Q:TOEICで800点以上を目指す場合、リスニング問題では何点取ればいい?
TOEICで800点以上を狙うなら、リスニング問題は400点以上を目指してください。TOEICはリスニングとリーディングの配点が同じです。
- リスニングセクション:495点
- リーディングセクション:495点
- 合計:990点(満点)
上記のように、リスニングもリーディングも配点は495点です。より難易度の高いリーディングのパートに自信がないなら、リスニングのパートで最低でも400点以上を取る必要があります。
リスニングはリーディングよりもやや難易度が下がるため、しっかり点数を稼いでおきたいパートです。TOEICでハイスコアを目指したいなら、まずはリスニングの基礎となる単語の知識を固めた上で、実際にリスニングの演習で対策を徹底しましょう。
Q:TOEICリスニング対策をする上でNGな勉強法は?
TOEICのリスニング対策でNGな勉強法は、なんとなく受け身で英語の音声を耳にするだけの「聞き流し」です。TOEICのリスニング問題で高得点を狙うなら、ネイティブの話す発音や英文の意味をしっかり理解する必要があります。オーバーラッピングやシャドーイングを活用して、能動的に対策していきましょう。
Q:スピーディーな英語もしっかり聞き取れるようになるのは合計何時間練習した後?
ネイティブが話す、スピーディーな英語もしっかり聞き取れるようになるには、目安としては1,000時間ほど必要と言われています。TOEICの試験日から逆算して、1日何時間リスニングの練習をすれば目安の時間に到達するか考え、学習計画を立てましょう。ただし、時間数にばかりこだわらず、毎日短時間でも有効な学習に取り組む姿勢が大切です。
Q:独学でもリスニング問題で高得点は狙える?
今回紹介した学習法やコツを把握して、うまく実践すれば、独学で高得点は狙えます。TOEIC対策だけを目的に、スクールに通ったり、留学して語学学校で学んだりする必要はありません。最近はリスニング問題を解くためのコツが記載された参考書や、模試問題が収録された問題集がたくさんあるからです。さらに、AIを活用したTOEIC対策アプリ「Santa」などを活用すれば、より効率的に学習を進められます。
Q:TOEIC初心者の場合、まずは何から始めればいいですか?
まずは、リスニング対策の基礎であるオーバーラッピングから始めていきましょう。英文を確認しながら、音声と同時に発音していく比較的簡単なトレーニングで、英語が苦手な人でも気軽に行えます。また、英文の内容を完璧に理解するためにも、頻出単語はしっかり暗記していきましょう。
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