オンライン英会話で効果を実感できるのはどれくらい?
どれくらいオンライン英会話を続ければ上達できるの?
英会話初心者は上記のような不安・疑問を抱き、なかなかオンライン英会話を始める勇気が出ないかもしれません。
オンライン英会話で効果が出る目安の期間が分かれば、どれくらいで上達するかイメージでき、第一歩を踏み出せるはずです。
今回は英検準1級に合格したものの、英会話については初心者だった筆者が、実際に効果を感じた時期を紹介します。
また客観的に効果を検証するため、他の受講者の声や専門家による研究結果も踏まえて解説。
オンライン英会話で効果を感じるための取り組み方や対策方法を、徹底的に深掘りします。
オンライン英会話の効果とは?効果が出る理由を科学的に解説
英会話が苦手な人が、オンライン英会話で話せるようになるのか、科学的に検証した結果を紹介します。
3つの研究論文を参考に、オンライン英会話でどのような効果を感じるのか、根拠とともに確認しましょう。
研究結果①10回のオンライン英会話で変化!スピーキング不安が軽減
論文タイトル | 『英語を主専攻としない学生が感じる英語使用への不安と目標言語接触量の関連性:オンライン英会話レッスンを通じての予備的研究』 |
著者 | 吉野 千乃 |
雑誌名 | 研究紀要 青葉 Seiyo |
発行年 | 2021年 |
発行元 | 仙台青葉学院短期大学 |
【論文の内容】
仙台青葉学院短期大学観光ビジネス学科の講師・吉野千乃氏による研究論文です。
本論文の研究は、英語を使うことに不安を感じ、外国人と話すことに消極的になってしまう日本人が多いことを前提としています。
英語を話せないいちばんの原因は、英語を口に出すときに感じる「不安」と仮定したのです。
日本では2020年から小学校での英語教育がスタートし、徐々に学校教育でスピーキングを重視し始めています。
しかし、それ以前に義務教育や高等教育を受けた多くの日本人は、英会話の訓練を受けていません。
そのため多くの人は、1対1で「英語で話すこと」自体を恐れ、英会話をすることに心理的不安を感じてしまいます。
結果的に外国人から話しかけられても、「間違えたらどうしよう」といった不安が先立ち、ほとんど英語を話せないのです。
研究では英語を主専攻としない短大生を対象に、オンライン英会話を通じて、英語を話す際の心理的不安が解消されるか検証しました。
効果:オンライン英会話の回数を重ねれば「英語を話すことへの不安」が減少
本研究では、オンライン英会話の回数を重ねるごとに、「英語を話すことへの不安」が減少することが判明しました。
研究対象は、仙台青葉学院短期大学の観光ビジネス学科に所属する学生です。
学生たちは著者が担当する選択科目「英会話基礎」で、1人あたり約25~30分の英会話レッスンを10回受講します。
この授業を使い、10回のオンライン英会話レッスンを受講後、学生にどのような変化が見られるか検証しました。
アンケート調査を使い、学生の英会話に対する不安度合いを分析して、レッスン前後での心理的状況を比較。
全10回のレッスンを受講し終えた学生は、英語使用への不安を軽減させていることが明らかとなりました。
英語での会話頻度・英語の言語接触数を増やすことで、学習者は自信がつき、不安が軽減されていったのです。
「英語で話す」という行為自体への不安を減少させるには、オンライン英会話で英語での発話機会を増やすことが有効です。
オンライン英会話を受講し始めた頃は不安が大きく、英語で話すのは難しいかもしれません。
しかし回数を重ねるごとに「自分の英語が通じる」という喜びを感じ始めるはずです。
英会話の楽しさを知り、英語に慣れていった結果、10回目以降は心理的ハードルが下がります。
筆者自身もこのタイミングで、英語を話すことが楽しくなってきて、普段の生活では洋楽や洋画を積極的に視聴するようになりました。
もともと洋楽は好きでしたが、これまでの倍は聞き込み、聞き取れなかった箇所は歌詞を確認するなど、主体的に英語を学ぶことが苦ではなくなったのです。
このように英会話レッスンの10回目を終えると、英語自体に親しみがわき、回を重ねるごとにさらに前向きな気持ちで取り組めるようになっていきます。
オンライン英会話レッスンを受け続ければ不安が減る分、英語自体を好きになり、積極的にコミュニケーションを取れるようになるのです。
研究結果②短期集中での効果は?オンライン英会話で自己効力感アップ
論文タイトル | 『オンライン英会話学習によるスピーキング不安と意識の変容』 |
著者 | 小林 翔 |
雑誌名 | 研究紀要 茨城大学教育実践研究 |
発行年 | 2020年 |
発行元 | 茨城大学 |
【論文の内容】
2023年に英語学の博士号を取得した小林翔氏による、2020年の研究論文です。
1つ目の論文同様、英語を話せない原因として、心理的な「不安」に着目しています。
研究では、オンライン英会話を受ける中で、どのような心理的変化が生じるのかを分析。スピーキング力の向上によって、不安が軽減され、英会話への苦手意識が減るのか調査しました。
論文では英会話の際に感じる緊張や心配、混乱などといった負の感情全般を「不安」として定義しています。
逆に「英語を話せる」という確信・自信のような正の感情全般を「自己効力感」として定義しました。
この「自己効力感」が、負の感情によって心理的負担を感じず、英語で話すことの楽しさに目覚めるためのポイントです。
研究では、自己効力感を持つために、オンライン英会話が効果的か検証しました。
効果:オンライン英会話レッスンで英語が伝わることに喜びを感じ、即興的に英語を話せるように
検証の結果判明したのは、オンライン英会話学習によって「自己効力感」が高まり、やはりスピーキングへの不安が軽減されることです。
同時に、即興的に英語で話せるようになることも判明しました。
「自己効力感」の向上は、前向きな気持ちで英語を話すことにつながり、英語学習に肯定的影響が期待できると明らかになったのです。
研究では、国立大学の英語選修に所属する学生1名を対象に、オンライン英会話での効果を検証しました。学生は1ヶ月間に全8回の短期集中型オンライン英会話レッスンを受講します。
講師はアメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア出身の男女で、毎回異なる指導者が担当。レッスンは1回25分で、ビデオ通話ツール「スカイプ」を使用して実施されました。
学生はTOEICの得点が800点台と、英語の知識は上級レベルでしたが、発話に対する自信は不足していました。
実際、初回レッスンではネイティブ講師の話すスピードについていかれなかった上、緊張してうまく話せなかったそうです。
スカイプでは直接対面するレッスンより、ジェスチャーや表情が伝わりにくく、ニュアンスで意思疎通を図ることもできませんでした。
講師の笑顔や褒める回数が少ない場合には、自分の英語が間違っているように感じ不安になったそうです。
またイギリス英語に不慣れで、イギリス人講師独特の発音が聞き取りにくかったのも、不安の大きな要因でした。
しかし回数を重ねるごとに、
“Could you say it slowly?” ゆっくり話していただけますか?
“Am I correct?” (私の英語は)合っていますか?
などのフレーズを使い、うまく自然なコミュニケーションを取れるようになっていきました。
講師からのフィードバックを参考に、徐々に英語が伝わることに喜びを感じ、即興的に英語を話せるようになったのです。
レッスンの回数を重ねるごとに、自己効力感が改善され、褒め言葉や丁寧なフィードバックでモチベーションが上がっていきました。
オンライン英会話で褒めてもらったり、英語がうまく通じたりといった成功体験を重ねれば、英会話への不安が軽減されます。
本研究は研究対象が英語上級者1名のみのため、断定的なデータとは言えません。
しかし8回のオンライン英会話を受講しただけでも、スピーキングへの不安が軽減されると判明したことには大きな意義があるでしょう。
研究結果③3つの不安を解消するにはレッスン提供側の姿勢も大切
論文タイトル | 『オンライン英会話が英語学習に与える影響』 |
著者 | 片岡 晃 |
雑誌名 | 札幌国際大学紀要 |
発行年 | 2022年 |
発行元 | 札幌国際大学 |
【論文の内容】
札幌国際大学の教授・片岡晃氏による研究論文です。
先行研究を引用し、英語習得を阻害する不安を以下3つに分類しています。
- コミュニケーション不安=話したり聞いたりできる自信がないことへの不安
- テスト不安=テストで失敗しないよう完璧にこなさなければならないという感情から生じる不安
- 否定的評価への不安=テストを含め教師や他の受講生など他者から否定的に評価されることへの不安
オンライン英会話を受講する際、初心者は上記3つの不安を抱くケースが多いです。
しかしアンケートの結果、札幌国際大学の学生は、オンライン英会話を「楽しい」と感じていることが明らかとなりました。
2020年度より、3人1組でのオンライン英会話を半期に5回実施した結果、英語へのハードルを感じない学生が増えたのです。
多くの学生は、フィリピン人講師による30分のレッスンを、2週間に1回の頻度で受けた結果、
- 楽しかった
- 話せるようになった
という感情を英会話に対して抱くようになりました。
音声学や文法の習熟度が未熟な段階でも、緊張せず受講できている学生が多数いることは、興味深い事実です。
研究では、オンライン英会話の授業の何が、学生の学習不安を軽減したのか調査しました。
効果:オンライン英会話レッスンで学習不安が減って学習意欲が増す
研究の結果、オンライン英会話は受講生の英語学習を推進し得ることが分かりました。
オンライン英会話を受講することで、学習不安が減り、逆に学習動機は高揚する可能性があると判明したのです。
実は学生がオンライン英会話に抱く不安因子は、クラスメイトのような存在が該当する「対人性の因子」でした。
英語力やネイティブ講師に抱く不安因子は、比較的少なかったのです。
ここから考察できることは、先ほど紹介した3つの不安のうち、2つを抱く人が多いことです。
クラスメイトより成績が悪かったら嫌だな
→テスト不安
クラスメイトから下手な英語を馬鹿にされないかな
→否定的評価への不安
したがって、クラスメイトの存在を気にしなければ、
テストで良い点数を取らなければ
英語を完璧に話さなければ
という意識から解放され、間違いを恐れず英会話に取り組める可能性があります。
論文では、受講生がオンライン英会話において効果を発揮するため、提供側は以下の点を工夫することが必要と結論付けました。
・「英語で話す際に失敗はつきもの」という雰囲気を作る
・ペアでのワークを取り入れ、少人数で失敗する経験も積んで、失敗を恐れなくする
・英語力への不安を解消するため、語彙習得や小テストでインプットを繰り返す
・すべて英語で授業を行う際、教員は平易な表現を使いゆっくり話す
・文法は会話上必要なものに絞り、それ以外の説明に長い時間をかけない
工夫が施されたオンライン英会話レッスンであれば、初心者も不安を感じずに受講し、英語学習がはかどる可能性があります。
研究の結果、
- 文法の知識がない
- 発音が下手
- 完璧に話さなければ
という意識が弱い人ほど、英会話を楽しんでいるという結論が導き出されました。
英会話を楽しむ段階から、さらに英会話力を伸ばすために何が必要かは、今後の研究課題です。
ただ現時点で「英会話を楽しむ」という、英会話力向上のためのスタート地点に立つためのヒントは得られた点で、有意義な研究と言えます。
研究結果は、受講生側が効果を感じるためにどのようなレッスンを受けるべきか、見極めるためのポイントを示唆しているでしょう。
【体験談】オンライン英会話で挫折した人の本音と克服法
オンライン英会話を始めようか悩んでいる人は、効果が出なかった人の辞めた理由から原因を分析し、同じ状況に陥らないよう注意することが大切です。
対策法を併せて紹介するので、入会前に参考にしてみてください。
自分のニーズを満たせるサービス内容ではなかった
サービス内容に不満を感じて、オンライン英会話を退会した人の声があったので紹介します。
どうしてもモチベーションが上がらず、効果を感じられなかったため退会し、翌月からは英会話教室に通うことにしたそうです。
例えば英会話をするというよりも、細かい文法の規則をはじめ、英会話の土台となる知識を補いたい人の場合、オンライン英会話では効果を感じられない可能性があります。
一般的にオンライン英会話は、1回25分前後と短時間のサービスが多く、とにかく会話することを重視するため、文法や語彙の説明は不足しやすいものです。
筆者が経験したとあるオンライン英会話も、1回のレッスン時間は25分でした。
制限時間が表示される中、駆け足で進んであっという間に終了してしまい、文法的な間違いはあまり指摘してもらえなかったことがあります。
不足知識を補えずに、不完全燃焼のまま終わってしまうことが続くと、学習効果が得られず、モチベーションが下がるのは当然です。
【対策方法】
入会前に自分の目的を明確化しましょう。
「文法を学びたい」「間違えた単語は指摘して、正しい単語を教えてもらいたい」など、求めているサポートをはっきりさせます。
次にその希望を満たせるサービスが何なのか見極めます。
オンライン英会話でとにかくアウトプットするのか、英会話教室で直接教えてもらいたいのか。あるいは知識が不足しているので、ひとまず独学でインプットしたいのか。
自分のニーズを満たし、目標を実現するために必要な内容を見極め、ミスマッチを防ぎつつ理想のサービスを選びましょう。
学費が高額のため英語で話せるようになる前に辞めてしまった
オンライン英会話の学費が高額だったため、効果を実感できる前に辞めてしまった人の声を確認できました。
オンライン英会話は通学型の英会話教室より安く、入会金もかからないサービスが多いです。しかし毎月数千~1万円程度の受講料がかかるため、生活費に余裕がない人は難しいでしょう。
焦りは禁物ですが、お金は減っているのに実力が伴わないと、「受講料が無駄になっているから辞めた方がいいのかな」と不安になるのは当然です。
【対策方法】
入会前に予算と受講期間を決めた上で、追加料金を含む総額を明確にしましょう。
受講期間については、先ほど見てきた「効果を実感できる期間」を考慮し、最低3ヶ月、可能であれば半年を目安に設定。
1年間で見極められれば理想的ですが、長く感じられるとつらくなりやすいため、ひとまず3~6ヶ月で予算を組んでみてください。
また割引制度やキャンペーンを利用できる場合もあるため、公式サイトや無料体験で確認しましょう。
SNS上では、子どもにオンライン英会話を習わせようとしたものの、挫折した保護者の声も確認できました。子どもがカメラを指で隠したり、大声を出したりと集中してくれず、無料体験の時点で辞めたそうです。
受講料が無駄になってしまわないよう、継続できそうか、無料体験の時点で慎重に見極めることが大切です。
自分が言いたいことを英語にできず疲労を感じて挫折しそう
以下の投稿者は挫折したわけではありませんが、自分が言いたいことを英語に変換できず、疲労してしまったそうです。
1回25分のレッスンを受けただけで疲れてしまい、挫折しそうな状況に追い込まれている様子です。
最初は誰もが初心者ですが、1つのことを極めるためには相当な労力が求められます。
先が見えないことで大きな不安や負担を感じ、心理的に追い込まれると、話せるようになる前に挫折する可能性が高いです。
オンライン英会話を実際に利用した人たちは、自宅で好きなタイミングでできるからこそ、「サボりやすい」と感じています。
わざわざ教室に行かなくてもできる分、英会話教室よりも受講の際の心理的ハードルは低いのが特徴。
だからこそ怠けやすいのも特徴であり、「レッスンがしんどいから辞めよう」と考え、挫折する可能性も高まるのです。
オンライン英会話で挫折しないための対策方法:1週間~1ヶ月など無理のない短期的な学習計画を!
これまでにも英会話に挫折経験がある人や、そもそも地道に努力するのが苦手な人は、無理のない短期的な学習計画を立てましょう。
毎日受講するのがつらいなら、「とりあえず1ヶ月だけ、週1回はレッスンを受ける」と、自分にとって可能な範囲での受講目標を決めましょう。
いきなり「半年頑張ってみよう」と思っても、中だるみして、週1回のレッスンさえ継続しなくなる可能性があります。
しかし「たった1ヶ月だけ」とかなり期間を限定してみると、「4回だけだったらやってみるか」と、続けられる可能性が高いです。
英会話は、実際にやってみると、思いのほか楽しく刺激的なもの。手ごたえを感じたら、「次は3ヶ月だけ、週1回」「半年だけ週2回」と、段階的に無理なく頻度を上げてみてください。
しんどくなって挫折しては、元も子もありません。まずは継続することを最優先に考え、実現可能な目標を立てていきましょう。
もちろん「海外留学する」「英語で商談を成立させる」など、長期的な目標を立てることも大切です。
ただいきなりハイレベルな目標を目指すと、自分の現時点での実力とのギャップに苛立ち、落ち込んで挫折してしまいます。
長期目標を細分化して、無理なく設定できる短期目標の実現から始めることが大切です。
筆者がオンライン英会話を受けた結果、街中のネイティブと話せるようになったのは半年後
筆者自身はオンライン英会話に加え、アプリやYouTube、Netflixでの英語学習に取り組んできました。
「英語での会話が続くようになってきたかも」と思えたのは、本格的に学習を始めてから半年後でした。
英検準1級はあるのに外国人から英語で話しかけられても答えられなかった
学生時代は英語が苦手でしたが、卒業後に接客業に携わる中、外国人観光客と会話するため英語が必須になりました。
しかしうまく話せず、接客で使える英語のフレーズを書籍やインターネットで調べ、丸暗記して乗り切りました。
仕事と併行して英検の勉強を始め、半年の猛勉強で英検準1級に合格。
しかし単語や文法の知識は身に付いたものの、フリートークで話せる力は身に付きませんでした。
英検を取ってからも、観光地で「写真を撮ってください」と言われただけで緊張し、「イエス、OK」しか言えないこともしばしば。
写真は撮れたものの、内心では、
あと1枚撮ります
はい、チーズ
ちゃんと撮れているか、確認してみてください
などと言いたかったため、今でも悔しく思っています。
【2~3ヶ月で効果を実感!】英語で話せるようになるため英語日記や英会話などアウトプットを実践
これだけ英語の勉強をしているのに、英語で話せるようにならない……
もどかしさを感じつつも、これまでは単語や文法を学ぶ一方で、アウトプットを避けていたことに気付いていました。
大学時代に外国人講師や留学生と英語で話していれば、社会人になってから苦労することはなかったでしょう。
しかし「今からでも遅くはない」と前向きに考え、まずはYouTubeを見て、英会話で必須のフレーズをインプット。
シャドーイングで発音し、ディクテーションで書き取ることで、ネイティブの英語に慣れていきました。
さらに英会話アプリや英語が話せる友人との英会話練習などを通じ、実際に会話にも挑戦していきます。
加えて英語で独り言を呟き、英語で日記を書き、文通相手に英語レターを送るなど、これまで避けていたアウトプットを日常的に実践しました。
英語学習は1日20~30分続け、疲れているときも最低10分は英会話アプリで、とにかく口を動かしました。
これを2~3ヶ月続けた結果、街中で外国人に話しかけられても、落ち着いて対応できるようになったのです。
オンライン英会話を始めて半年後、街中でネイティブと堂々と会話できるようになった【会話前のインプット学習は必須】
「英語が身体にしみついてきたな」と感じ始めたのが、英語学習を始めて約半年後。勇気を出して本格的にオンライン英会話を始めました。
初めてフィリピン人講師による25分の英会話レッスンを受けたときは、訛りのある英語が聞き取れず焦りました。
ビデオ通話ツールの音質が悪く、発音が不明瞭だったのも、聞き取れなかった原因です。
ただいちばんの原因は、
英会話アプリのハッキリとした発音や、同じ日本人の友人の聞き取りやすい発音に慣れていたことでしょう。
しかしすぐに落ち着いて、フィリピン人講師に、
「ゆっくりもう一度言ってほしい」
という意図を伝えたところ、にこやかに応じてもらえました。
聞き取れない場合に聞き返したり、要望を伝えたりする際に便利なフレーズをインプットしていたのが功を奏したのです。
オンライン英会話を始める前には、まずインプットする時間が不可欠です。
単語も文法も何も分からない完全な初心者が、いきなりオンライン英会話を始めても、何も話せないままレッスンが終わってしまいかねません。
筆者は英検準1級の受検勉強中、単語や文法を、スキマ時間の累積によって毎日2時間程度は勉強していました。
このインプットに加え、先ほど紹介した日常的なアウトプットを行った結果、英会話をするための土台となるスキルが身に付いたのです。
オンライン英会話でも「admire(憧れる)」「recommend(おすすめする)」など、久しぶりに聞く動詞の意味をすぐに理解できました。
一度日本人講師のレッスンを受けた際は、
発音も語彙もすばらしい。文法的なミスはいくつかあったので、文法学習とあわせて英会話に取り組めば完璧になりますよ。
と言ってもらえ、学習意欲が一気に高まりました。
英語レベルを示す標準規格「CEFR-J」では、10段階のうちレベル6の中級者として認定。
挨拶や自己紹介はもちろん、興味・関心のある分野について比較的長い会話ができるレベルとされています。
結果的に筆者は、オンライン英会話を含む総合的な訓練の結果、半年ほどでフィリピン人講師と意思疎通できるレベルに到達したのです。
その後はさらに半年間、カナダ人・アメリカ人・アイルランド人などのネイティブのレッスンにも挑戦。週1回ほどのオンライン英会話と、毎日10~15分の英会話アプリでの発話練習を続けました。
その結果……
街中でネイティブに道を聞かれたとき、堂々と落ち着いて、正確な情報を伝えることができるようになったのです!
オンライン英会話を始めて半年後の時点で、文法のミスはあるものの、「言葉が全然出てこない」という状況に陥らず、知っている単語を使って意思疎通できるようになりました。
今はオンライン英会話に一歩を踏み出せない人も、基礎を固めてから始めれば、外国人と話す勇気が出てくるはず。完全な初心者でも、丁寧にサポートしてもらえるサービスを選べば安心ですよ。
オンライン英会話で効果が出たのはいつ?実際に利用した人の声
実際にオンライン英会話を始めて、効果を実感した人の声を集めました。最も多い時期はいつなのか確認し、何が勝たのか分析します。
ただし効果を実感する時期には、同じレッスンを受けていたとしても個人差があるものです。
1日の受講回数や受講時間によっても差が生じますので、あくまで目安として参考にしてみてください。
1ヶ月受講したら実力が上向いてきて継続が苦手でもコツコツ頑張れている
1ヶ月間受講した結果、実力の向上が実感できた高校生の様子について、親御さんがSNSに投稿していました。
現在は閲覧制限で確認できませんが、現役高校生のため学習能力が高く、1ヶ月だけでも効果を感じられた様子でした。
しかし一般的には1ヶ月では、まだ強い効果は感じられない人が大半ではないでしょうか。
筆者もアウトプットを含む毎日20~30分程度の英語学習を始めて、1ヶ月目ではまだ「英語に慣れた」という実感はありませんでした。
1ヶ月目で成果が出なくても落ち込まず、最低でも3ヶ月は継続することが大切です。
3ヶ月受講したタイミングで会話のテンポが良くなった
オンライン英会話3ヶ月経過
引用:X(旧Twitter)
効果: 会話のテンポは急によくなった。文法・発音のミスはまだまだ連発しているけど、それは終わりなき改善の旅なので頑張るしかない。初めの方からレッスンを受けている講師がめっちゃ褒めてくれるから、上達はそこそこ早いのかな(最初がひどかっただけ説)。
受講開始から3ヶ月が経過したタイミングで、英語での会話のテンポが良くなったと感じた人がいました。
文法や発音のミスはあるそうですが、3ヶ月目では間違えるのは当然です。
「改善し続けるしかない」と割り切って、都度間違いを修正し、正しい知識を覚えていくことが大切。
この調子でさらに3ヶ月続ければ、ミスがかなり減って、自然なやり取りができるようになるでしょう。
この方の場合、講師が積極的に褒めてくれる様子のため、モチベーションを維持できるのかもしれません。
褒められて伸びるタイプの人は特に、講師との相性を重視して理想のサービスを見つけることがポイントです。
半年で緊張せず平然とした態度で受講できるようになった
オンライン英会話を半年以上、毎日継続して、レッスン回数が300回に到達した人の声です。
始めたばかりの頃は30分の英会話レッスンを受けるだけでも、緊張していたそうです。
しかし毎日受講し、10月には「毎日3レッスン」を続けた結果、半年後には落ち着いて会話できるようになりました。
1回のレッスン時間が30分だけでも、半年間継続すれば、少なくとも心理的には楽に受けられるようになることがうかがえます。
「うまく話せなかったらどうしよう」といった不安が解消されれば、楽しく快適に英会話に取り組みやすくなるはずです。
最初は緊張して苦しくなってしまった人も、間違いを恐れず半年間は続けることがおすすめです。
約1年後に「前よりうまくなった」と褒めてもらえた
オンライン英会話を始めて約1年後、久しぶりに講義を受講した講師から、以前よりうまくなっていることを褒められた人の声がありました。
ツイートには「オンライン英会話14日目」とありますが、特定のサービスを受講し始めた時期と思われます。
投稿者のツイートをさかのぼると、実際には以前からほぼ毎日他社のオンライン英会話の受講を続け、およそ1年後に講師から上達を認められたことが分かります。
「1年間」は短すぎず長すぎない期間であり、効果を感じるための1つの目安として適しているかもしれません。
1年半後、以前理解できなかった教材の内容が理解できた
オンライン英会話のスタートから1年半で、単語や文法、熟語などの知識が強化されたことを実感した人の声です。
この方は、以前内容を理解できず利用を辞めてしまった教材を久しぶりに読んで、内容が理解できるようになっていました。
その教材とは、聞き流すだけで英語学習ができるとして、英語を得意になりたい人々から一時期注目を集めていた「スピードラーニング」。
しかし「スピードラーニング」は初心者向けではなく、ある程度英語の知識がある中上級者が、レベルチェックをするのに適していました。
1年半で教材の内容を理解できるようになったのであれば、1年半で中上級者レベルに到達できる可能性があるということです。
また以下のYouTube動画では、ある男性の半年後と1年半後の英会話力の違いを確認可能です。
動画で紹介されている男性の場合、半年後でもやり取りがスムーズですが、次の話題を探すのに間が空く瞬間がありました。
1年半後のネイティブとのやり取りでは、聞き取れていない箇所もありましたが、会話のテンポがよりすばやくなっています。
内容は「霊感」「悪夢」など抽象的なテーマにもとづいたフリートークでしたが、非常にスムーズに進んでいます。
1年半続ければ、分からない単語があっても、相づちや質問などでうまく軌道修正することも難しくないでしょう。
・学習能力が高い人であれば始めて1ヶ月で効果を感じられる
・3ヶ月目でミスが減ってくる
・半年で緊張せず話せる
・本当に効果を感じられるか見極める期間は1年が目安
・1年半続ければフリートークでも意思疎通が可能に
オンライン英会話は効果が出るまで続けやすい!メリット3選
残念ながら、新しい言語の習得は、一朝一夕にできるものではありません。
「効果が出た」と感じられる期間は人それぞれであり、そのタイミングまで学習を継続することが大切です。
ここでは英語を習得する上で、他のサービスより、オンライン英会話が継続しやすい理由を3つ解説します。
英会話教室やコーチングより安いため効果が出るまで続けやすい
通学型の英会話教室にかかるおおよその料金は以下の通りで、高額化しやすいのが特徴です。
1回分の受講料 | 4,000~6,000円程度 |
月4回1年間受講した場合のおおまかな総額 | 約20~30万円 |
入会金 | 2~3万円 |
教材費 | 1~2万円 |
維持費 | 月1,500~2,000円程度 |
またマンツーマンで徹底的にサポートしてもらえるコーチングは、総額60万円以上がかかる可能性もあります。
その点、オンライン英会話は入会金や教材費が無料、レッスン単価180円程度で受け放題の場合が多いです。
特に物価が安いフィリピン人講師のレッスンであれば、1年間受けても総額2~3万円程度で済ませることも可能です。
個人の家庭の事情や経済的状況によっては、オンライン英会話でも経済的負担を大きく感じ、辞めてしまう人もいるのは事実。
しかし英会話教室やコーチングに比べて低価格で、費用負担を抑えられる点では、効果が出るまで続けやすい学習方法です。
外出の手間と交通費を省いて自宅から英会話レッスンを受講できる
オンライン英会話の大きなメリットは、自宅をはじめ、好きな場所から受講できることです。
スクールが運営する英会話教室に通う場合、現地まで足を運ぶ必要があります。
時間と手間がかかる分、雨の日や疲れている日は、面倒くさくなって挫折する可能性が高いです。
オンライン英会話であれば、好きなタイミングに自宅から受講でき、交通費もかかりません。
心理的なハードルが低く、節約もできるため、気軽に受講を継続しやすいのです。
受け放題のプランを利用すれば、定額で毎日英語に触れることができ、早期に効果を感じる可能性があります。
英会話教室に毎日通うのは難しいため、オンライン英会話の方が英語に多く触れ続けて、上達を目指しやすいでしょう。
15~30分程度のスキマ時間に英語でのアウトプットを実践できる
一般的にオンライン英会話は、海外の講師とつながるため、時差を利用して早朝から深夜まで受講が可能です。
また英会話レッスンの1回あたりの時間は、15~30分程度のケースが多く、仕事や家事で忙しい人も、スキマ時間に学習できます。
時間がない社会人の場合、継続的に英会話教室に足を運び、1時間程度のレッスンを受けるのは難しい人も多いでしょう。
オンライン英会話であれば、限られた時間内でも、英語を聞いて口にすることが可能です。
わずかな時間内でもアウトプットを実践して、英語を使うことに慣れていけるため、初心者が継続的に英会話力を高められます。
オンライン英会話を毎日やるのはきつい?効果的な受け方5選
いくら「オンライン英会話が楽しい!」と思える人でも、毎日継続するのは、心身ともに疲れやすいものです。
毎日できる人は実践するのがおすすめですが、実は「オンライン英会話」自体を毎日受講しなくても英語力を伸ばすことはできます。
「毎日の英会話をやるのがきつい」という人は、以下の方法で「毎日英語に触れる」ことを心がけましょう。
オンライン英会話レッスン自体がお休みの日も予習復習には取り組んで毎日英語に触れる
オンライン英会話が休みの日は、前回のレッスンで学んだ内容の復習と、次回のレッスンの予習に取り組んでみてください。
復習ではレッスンで間違えた内容を見直して、次は間違えないようしっかり理解します。
予習では使う予定のテキストを確認して、フリートークの場合は使えそうな話題に関するフレーズを覚えるのがおすすめです。
テキストやフレーズを読む際は、実際に口に出すと、アウトプットの練習になります。
英会話が休みの日も、英語を口に出したり英文を書いたりすることで、「英語で発信する」感覚が鈍らないようにしましょう。
「オンライン英会話」が休みでも、「英語学習」を休まず行えば、次のレッスンでも口から自然と英語が出てくるはずです。
オンライン英会話レッスンを受けながら苦手分野や不安を明確化する
オンライン英会話レッスンの受講回数を重ねるうちに、苦手分野や不安が明確化されていくはずです。
明確化された自分の弱点に焦点を当てて学習することで、英会話ができない要因を排除していけます。
筆者の場合は、レッスンの結果、リスニングが苦手であることが判明しました。
日本人講師の明瞭な発音であれば、中級レベルのカリキュラムでも内容を理解できました。
しかし外国人講師の場合、同じカリキュラムでも、スピーディーすぎる英語に追いつけませんでした。
講師が何を言っているか分からない箇所がいくつもあり、なんとか重要な単語だけ聞き取って、その単語を自分もリピート。
そうすることで、相手が言いたいことを確認しつつ、相づちを打って乗り切りました。
一方で、教材の内容は文字を読むことで理解できたため、
「自分の弱点はスピーディーな英語のリスニング能力不足」
と分かったのです。
そこで自習の時間に、YouTube動画でネイティブの発音を聞き、リスニング強化を図りました。
速度調整機能を使って最初はゆっくり、徐々にスピードを上げて、最終的に通常速度で聞き取れるよう訓練したのです。
結果的に外国人講師の発音に慣れることができ、聞き取れなくても落ち着いて、
Could you say that again, please?
(もう一度言っていただけますか。)
と伝えて、2度目に言ってもらえたときは聞き取れるようになりました。
そもそも英語の知識が不足している場合、会話をしても内容を全く理解できません。その場合は、語彙や文法の強化といったインプットから始めるべきです。
「どうしてもうまく話せない・聞き取れない」と悩んでいる場合は、カウンセリングがあるサービスを選び、相談するのもおすすめ。
レッスンの中で英会話力向上の妨げになっている要素を見つけ、つぶしていくのが上達のポイントです。
オンライン英会話レッスン以外の時間にも英語を口に出して毎日感覚を維持する
オンライン英会話レッスン以外の時間にも英語で独り言を言ったり、家族や友人に英語で話しかけてみたり、可能な範囲でアウトプットしましょう。
よくレッスンを受けただけで学習した気分になってしまう人がいますが、それだけでは不十分です。
英語は、子どもの頃に日本語が多く飛び交う環境下で、日本語を使えるようになっていったのと同じ原理で習得していきます。
子どもがたどたどしい日本語を話しながら、少しずつ日本語を習得するように、英語も日常的に口に出すことが大切です。
レッスンが休みの日も積極的に英語を口に出して、「英語を話す感覚」を維持してみてください。
休みの日の勉強時間は、オンライン英会話のレッスンと同様、1日最低25~30分程度を維持するのがおすすめです。
難しい場合は5~10分程度でも構いませんので、必ず毎日続けましょう。入浴中や掃除中などに英語で独り言を呟くだけでも、学習になります。
言葉に詰まった箇所はメモして、後で辞書や翻訳ツールを使い、正しい英語に直して言えるようにしましょう。
教材を音読したり、外国人ユーチューバーの音声を自分でも口にしたりと、スキマ時間を有効に活用してみてください。
最初はなるべくお気に入りの講師を見つけて指名してみる
オンライン英会話では一般的に、毎回異なる講師からレッスンを受けます。
1人の講師から学び続けると、その人の英語に慣れてしまい、他の人の英語が聞き取れない可能性があるためです。
ただしお気に入りの講師を見つけることは、悪いことではありません。
最初は学習不安を取り除くためにも、「優しくて褒めてくれる先生」といった基準で10名ほどお気に入りの講師を見つけましょう。
その中から毎回異なる講師のレッスンを受けて、循環させていくのがおすすめです。
筆者は、
今回は怖い先生だったらどうしよう
という不安をなくすため、口コミでの評価が高い講師や、話しやすい同性の講師を選ぶようにしていました。
慣れてきた頃からお気に入り以外の講師とも話して、フィリピンやイギリスなど、国ごとの訛りを聞き取れるよう意識してみてください。
筆者が実践!オンラインでのコスパ良好な英会話トレーニング
英検準1級を取得済みの筆者が実践している、オンライン英会話以外の英会話トレーニング方法を紹介します。
インプットが足りていないから、オンライン英会話を始めるのはまだちょっと不安……
という人は、ぜひ以下の方法を実践してみてください。
英会話アプリの会話トレーニング機能で英語を口に慣らす
筆者は英会話アプリ「Cake」の会話トレーニング機能を使用しています。
ネイティブがよく使うリアルな表現から、言語の専門家が厳選したものを学習できるアプリです。
あらゆるジャンルの動画教材を使い、無料でリスニングやフレーズの勉強ができます。
加えて、スピーキング機能を利用して英会話の練習が可能で、繰り返し活用すれば基本的なフレーズが自然と口に出せるようになるはずです。
筆者はCakeを使って、英会話の練習を半年以上続けて英語を口に慣らしました。
結果的にオンライン英会話の講師から、
ボキャブラリーと発音がすばらしい
と褒めてもらえました。
デメリットがあるとすれば、会話機能は1日1テーマしか利用できない点です。テンプレートがある分、フリートークの練習には不向きな点もアプリ学習の限界でしょう。
またビジネス英会話も学べますが、基本的には初心者レベルの日常英会話の練習しかできません。体感としては日常英会話8割、ビジネス英会話2割程度といったところでしょうか。
有料版もありますが、「広告がない」「ハート(利用ポイント)に制限がない」などの特典があるだけで、内容は無料版と変わりません。
もっとフリートークでの実践力を磨きたい場合、スピーキングを重視して作られた有料アプリを使った方が良いでしょう。有料アプリでは、よりリアルなシチュエーションに基づいた英会話が可能です。
スピーキング特化の「スピークバディ」も、オンライン英会話を始める前の準備期間に利用すれば、表現の幅が広がります。
話題の会話型AI「ChatGPT」を使って英語で質問し、英語で回答をもらう練習をする人もいますが、初心者にはおすすめできません。
日本語表記が一切なく、AIの文法にミスがあっても気付けないためです。自分がミスしたときも指摘してもらえないため、誤った文法を覚えてしまう可能性があります。
人間とのリアルな英会話に自信がない初心者は、まずCakeから勉強を始めましょう。
より難しい会話をしたくなったら、有料アプリに移行してみてください。
オンラインコミュニティで海外の友人と楽しみながら英会話する
オンライン英会話は緊張してしまう人は、オンラインコミュニティでカジュアル英会話から始めてみるのもおすすめです。
筆者が所属している美容関連のオンラインコミュニティのメンバーには、元CAのバイリンガルや、アメリカ在住の友人がいます。
ビデオ通話ツール「Zoom」でつながり、メンバーと英語で話してみた結果、優しいフィードバックを受け取れました。
筆者も「英語で話すのは怖い」と考えていた1人ですが、コミュニティでの英会話を通じ、「英語が楽しい!」と思えるように。
オンライン英会話を始める勇気を貰えて、とても有効だったと感じています。
ビジネスシーンで使えるフォーマルな英語は身に付きませんが、気軽に日常英会話に取り組むきっかけとしては役立ちます。
ぜひ趣味の延長として、英語を話せる仲間を作り、英会話の機会を設けてみてください。
少しでも英語で話す習慣ができれば、オンライン英会話で本格的なトレーニングをするための勇気と必要な知識が身に付くはずです。
オンライン英会話で効果を実感するためには3ヶ月~1年の継続がおすすめ
オンライン英会話で効果を実感できる期間の目安と、入会前後に気を付けるべきポイントは以下です。
・効果を感じるには最低3ヶ月、できれば1年は継続する
・ニーズを明確にして自分の目標を達成できるサービスを選ぶ
・レッスン以外の時間にもアウトプットを積極的に行う
一度気になるサービスの無料体験を利用し、3ヶ月~1年間は継続できそうか、自分で確かめてみてください。
スキマ時間には思いついた言葉を英語に変換し、書籍やツールで合っているか確認する手順でアウトプットとインプットを反復。
レッスンとレッスン以外の時間を活用して、繰り返し学習し続けることで、初めて英会話の効果を実感できます。
まずは自分のニーズと予算、オンライン英会話の受講期間を明確化し、目標から逆算して上達を目指しましょう。