実際に就活ではどのようなシーンで腕時計があると便利なのでしょうか? 先輩たちの経験談を元に、腕時計のある就活・腕時計のない就活を比べて見ていきましょう。
説明会前
スマホを頼っていて一番困るのが、スマホの電池切れ。
就活では普段の生活圏とは違うエリアに行くことが多く、乗換検索、MAP、メール、そして時間管理とスマホに頼りがち。慣れない場所で一つの端末に任せるのは大きなリスク。
せめて時間がわかれば無駄に焦ることもなく、気持ちに余裕を持って行動できます。時間に余裕をもって動けると、待ち時間にESに書いた内容を見直すこともできます。
筆記試験
試験会場だからといって目視できる場所に時計があるとは限りません。あと何分で試験が終わるかわからない不安から「試験に集中できない!」とならないためには、腕時計は必須。
腕時計があれば時間配分を考えやすく、落ち着いて回答できますし、最後に見直しすることもできます。
グループディスカッション
人事担当者に見られている中でのグループディスカッション。「どうしよう、何もアピールできてない……」と、グループディスカッションを苦手な選考に挙げる就活生は多い。
柄にもなく進行役に立候補するのもなぁ……という人には、タイムキーパーがオススメ。グループディスカッションはどう目立つかよりも、俯瞰して見られるかが重要。タイムキーパーは全体を俯瞰してまとめる役割なのでピッタリです。
「就活生も社会人も、時間管理能力は必須」
就活は社会人になるための第一歩。社会人にとって時間管理は、最も基本的かつ重要なスキルです。一度でも遅刻すると、ネガティブなイメージを持たれてしまいます。また、時間に余裕を持った行動は、100パーセントの力を発揮することにも繋がります。スマホには時計以外の機能があるため、状況によってはスマホを使用することが好ましくないシーンもあります。どのような時も時間を確認することができるように準備しておくことが大切です。就活生のうちから時間管理をしっかり行い、自分の力が発揮できる状況を作り、納得のいく就活を行ってください。
就活アドバイザー 才木弓加さん 大学等で就活対策セミナーの講師を務めるかたわら、自ら就活塾〈才木塾〉を主催し、直接学生への指導にあたる。
就活情報誌で執筆・監修のほか、「サプライズ内定(角川マガジンズ)」等著書も多数。