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未来を切り開く“組織”とは?新社長の信念に迫る新・組織論

組織が進むべき方向性や環境、風土をつくるのが、その組織のトップというもの。トップの考えを知れば、おのずとその組織の目指すものが見えてくるはずです。今回は、2020年4月にセイコーエプソン(以下、エプソン)の社長に就任した小川恭範氏にお話を伺います。舞台はエプソンの拠点が集まる長野県をホームグランドとし、エプソンがオフィシャルスポンサーを務めるJ2サッカーチーム『松本山雅FC』のスタジアム。エプソンの新しいトップが考える「未来を切り開くための『組織論』」とは、一体どんなものなのでしょうか?

INTERVIEW

\ お話を伺うのはこの人!/

小川 恭範やすのり

セイコーエプソン株式会社
代表取締役社長

1988年にセイコーエプソン入社。TFT技術を用いて、ファクシミリの読み取り装置となるイメージセンサーの設計を担当。その後1993年からプロジェクターの設計に携わり、1994年にはエプソン初のビジネスプロジェクターの商品化を実現。以降、プロジェクター事業の発展を先導し、2017年ビジュアルプロダクツ事業部長に就任。2018年6月に取締役に就任、同年10月にはエプソングループの競争力の源泉となる研究開発・生産技術開発を担う技術開発本部長に就任。2019年より取締役常務執行役員。また、ウエアラブル・産業プロダクツ事業セグメントを統括。2020年4月代表取締役社長に就任。

THEME01組織として目指す未来

ご自身が率いている組織が目指す未来について教えてください。

私たちエプソンは、創業以来培ってきた「省・小・精の技術)」をベースに社会課題を解決し、新たな価値創造を目指しています。特に、さまざまな社会課題に対し当社として取り組むべきテーマとして設定した「産業構造の革新」「循環型経済の牽引」においては、弊社の持つインクジェット、ビジュアル、ウエアラブル、ロボティクスの4つの領域を主軸としてイノベーションを起こし、価値を提供することで持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいます。

この実現には社員一人一人が能力を最大限に発揮できるよう、自由闊達で風通しの良いコミュニケーション環境をつくることも重要です。私は、これから会社はどこに向かっていくのかという未来志向を重視し、それを示すのがリーダーの役割だと捉えています。そのため、自ら率先して企業風土改革を進め、社員全員が多くの知恵を結集し、仕事を楽しむ姿勢を忘れない活気あふれる会社にしたいと考えています。

組織として目指す未来、成果

エプソンは「社会に求められる、必要とされる組織になること」を目指し、そのためにトップとして具体的かつ明確なビジョンを定めています。
その実現に向けて社員の能力が最大限に発揮できる環境をつくることが重要と考えているようです。

THEME02これからの
アクション・チャレンジ

目指す未来・ビジョンを達成するために、現在取り組んでいることを教えてください。

刻々と変化する社会やニーズに対応するためには、「確かな技術力と柔軟な発想、そして判断力」が必要です。さらに、エプソンが保有する資産を最大活用するために、ビジネスパートナーとの協業・オープンイノベーションを強化し、先程お話しした領域を主軸に、次のような取り組みを進めています。

協業・オープンイノベーション

エプソンの強みであるインクジェット技術をはじめとした独自のコア技術やコアデバイスを、新たな価値として広く提供し、より良い社会をつくることを目指しています。そこで、志を同じくするビジネスパートナーとの協業や、オープンイノベーションによってシナジーを生み出し、新たな市場を創出します。

  • インクジェットイノベーション
  • ビジュアルイノベーション
  • ウエアラブルイノベーション
  • ロボティクスイノベーション

例えばインクジェット。インクジェットによる印刷方式は、ホームやビジネス領域にとどまらず、商業・産業領域にも急速に拡大しています。さらにエプソンのインクジェット技術を応用することで、ディスプレイやエレクトロニクスなど、新しい市場創出の可能性が広がります。その実現に向けて、エプソンのコアデバイスであるプリントヘッドの外販や、オープンイノベーションを通じた各種応用領域の拡大を強力に押し進めています。

その他の領域で進むオープンイノベーションとは?

これからのアクション

激変する社会環境への対応には、技術力とそれを活用できる柔軟な発想や判断力が求められています。エプソンはビジネスパートナーと協力し合うことでシナジーを生み出そうとしているようです。

THEME03自身が描く組織論

「組織を一つの目標に向けて進ませるために必要なこと」は何だとお考えでしょうか?

私は「目的をしっかりと持つこと」が大切だと考えています。エプソンの場合は「社会への貢献」が目的です。社員それぞれがこの目的の実現に向けたビジョンを持ってもらいたいと思います。
さらには、目的の実現が社会を幸せにし、自分の幸せにつながるという意識を持ってもらいたいですね。

一人一人がその意識を持つことで、上からの指示を待つのではなく、自立して考え行動するようになると思います。そこで重要になってくるのは「チャレンジできる環境」だと思います。チャレンジしてうまくいけば良いのですが、上司の指示どおりにしないがために失敗することもあります。そうした「失敗した場合の上司の対応」は非常に重要で、私はいつもその点を気にしています。

リーダーはゴール地点を明確に示して、そこに向かうメンバーの力を最大化させることが役目だと思っています。「リーダーは全力を挙げて何もしないこと」という私の好きな言葉があります。これは、何もしないわけではなく、メンバーの力を最大化させるように仕組んでいく、道筋を示すという意味です。リーダーに求められるのはこうした考えなのではないかと思っています。

組織に必要なもの

企業という組織において重要なのは、社員一人一人が「明確な目的を持ち、自立して行動できること」。そのためにも、リーダーはビジョンをしっかりと定め、さらには社員がチャレンジできる環境を提供することが重要なようです。

THEME04今、学生に伝えたいこと

これから社会に出る学生に向けて、ご自身の経験を踏まえたメッセージをお願いします。

社会に出て経験できることを学生のうちに無理にする必要はないと思います。最終的には「人間の幅をいかに広げられるか」が大切だと思うので、むしろ学生じゃないとできないことにチャレンジしてほしいです。

チャレンジする中で時には失敗することもあると思いますが、それも含めて経験できると良いですね。
私は「過去は変えられる」と思っています。成功か失敗かなんて後付けなので、振り返った時に成功だと考えれば良いだけです。その方が人生楽しめるはずですから。ただ、意味のある失敗と意味のない失敗を見分ける必要はあります。

そのためにも「考える力」は重要です。社会人になると、答えがどこにあるか分からず、そもそも答えが一つではない問題に何度も直面します。それを自分で考え、乗り越えることが大切で、そうした人が来てくれるのを私たちは期待しています。

学生に伝えたい想い

強調したいのは「学生のうちは、失敗を恐れずいろいろなチャレンジをしてほしい」ということ。その経験が人間としての幅を広げ、社会に出た際に役立つでしょう。

まとめ~未来を切り開く組織とは?~

  • 将来性のある組織は未来を見据えた具体的なビジョンを明示している
  • 組織のトップとして大切なのは「メンバーの力が最大限発揮される環境をつくること」
  • トップがメンバーに求めるのは「確固たる目的を持つこと」「自分なりの考えを持つこと」
  • 社会に出るまでに「学生のうちしかできないこと」に失敗を恐れず挑戦し、幅の広い人間になってほしい

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