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学生時代のラグビー熱を
法務の世界にぶつけています

TMI総合法律事務所

小塩 康祐

PROFILE

早稲田大学政治経済学部経済学科卒。大学でラグビー部に所属し日本一を経験。在学中スポーツ法務に関心をもち、早稲田大学法科大学院を経て司法試験合格、司法修習を経て2013年東京弁護士会登録。2020年2月現在TMI総合法律事務所に所属し、スポーツ法務を中心に活動しながらスポーツ庁に駐在もしていた。2019年に設立された一般社団法人 大学スポーツ協会(UNIVAS)、同じく2019年に策定された スポーツ団体の立ち上げ・体制の確立に取り組む。

This is my way Work style as a lawyer

ラグビー一筋だった学生時代から
スポーツ庁勤務までのストーリー

Q
法律事務所に所属しながらスポーツ庁で仕事をするようになった経緯は?

A

弁護士という仕事は、やりたいことがあればとことん挑戦できるのが一番の魅力です。希望すれば、官庁や民間企業で働いたり、法律事務所に所属しながら官庁や民間企業などへ出向・駐在するチャンスもあります。
私も自ら希望してスポーツ庁での駐在を経験しました。スポーツ庁というのは、2015年にできたばかりの新しい機関で、国際大会のサポート、競技団体の組織運営力の向上を支援するなどスポーツに特化した行政機関です。私は学生時代ラグビー一筋で、プロを目指す仲間やまわりの環境を見ながらスポーツ業界の不透明な部分を感じていました。その経験を法務の場で活かしたく、スポーツ庁で働いていました。

Q
法学部ご出身ではない小塩先生が弁護士を目指したのはいつ? きっかけは?

A

小さいころ、家族が弁護士に助けられたことがあったので、弁護士という職業を目指すようになりました。受験では法学部を目指したのですが失敗してしまい、政治経済学部へ入学。ちょうど大学に入学するころ、法学部に限らず法曹(弁護士・検察官・裁判官)を目指すための教育を受けられるという「法科大学院」制度が導入され、思い切って挑戦してみました。といっても学生時代、ラグビー漬けだった私は、法律の名前といっても憲法・民法・刑法の3つしか知らないような状態で、勉強は人一倍苦労しました。朝起きたら前日勉強したことを復習、夜寝る前にも復習と、繰り返していくことで定着させていきましたね。

弁護士になって思うこと
現場のリアルライフとは

Q
実際、仕事とプライベートのバランスはどのようにとっている?

A

私が担当させていただく案件は、スポーツ庁のような統括組織や競技団体をサポートするスポーツ法務が多いので、お客さまから様々な競技の観戦にお誘いいただきます。だから休日はよくスポーツ観戦をしています。仕事もプライベートも大好きなスポーツに関われて、こんなに楽しい仕事はないと思っています。仕事を通して知らなかった競技と出会うこともでき、私の中でスポーツの世界は広がり続けています。もちろん、難しい問題にぶつかったときは夜遅くまで働くこともありますが、基本的に仕事と休みのバランスは取れていると思いますよ。

Q
好きなスポーツにとことん関われると、やりがいも大きい?

A

やりがいは大きいですよ! 東京オリンピックに向けて、国全体でスポーツ業界を盛り上げていこうという機運のいま(2020年1月現在)、スポーツ界をより良くするサポートをしているという実感があります。例えば、大学スポーツの統括団体である「UNIVAS」という協会の立ち上げや、中央競技団体(競技ごとの統括団体のことです。1つの競技につき、1つの統括団体があります。)のあるべき姿を示す「スポーツ団体ガバナンスコード」の策定に携わりました。ルールを整えることでクリーンな競技運営をしていくことができます。また、運営体制がしっかりと整備されている競技団体には、スポンサー等のサポートも得られるようになります。このように大好きなスポーツ業界の根底を支え、牽引していくことができるこの仕事にやりがいを感じています。

学生の方へのメッセージ

学生時代、何かにひたすら熱中することが
社会で自分らしく輝く最大の武器になる!

私は学生時代ラグビー一筋でした。しかし、法律家になったいま、現場で感じた思いや感覚が仕事に活きていると感じます。例えば、粘り強さや礼儀、コミュニケーション力など、学生時代に学んだことが現在の自分の一部になっています。皆さんにも、どんなことでもいいので、学生時代は好きなことに熱中して取り組んでほしいと思います。そしてやるからには中途半端にせずに一点突破を目指してほしい。そこで得られた経験や仲間の存在は、社会に出てから、皆さんの最大の武器になると思います。

提供:日本弁護士連合会