就活準備を進めるにあたって、何を基準に企業や仕事を選んだら良いか分からない、そんな大学生は多いのではないでしょうか。近年、女性の活躍を応援する企業が増えていると言います。でも、「女性管理職を登用」してキャリアアップの仕組みを変えたり、「育休の取得推進」に力を入れていると言われても、具体的にどの企業がどんなことをしているのかまではよくわかりませんよね。そこで今回は女子大生のみんなと学生の窓口編集部がタッグを組んで、働くことと、自分たちの人生について改めて考えてみました。
――――――――――《私らしく働ける場所》って、なんだろう?
仕事を残さず時間内に終え、プライベートの時間もしっかり確保する働き方をカッコイイと思う人が多い結果になりました。
男女とも「愛する人と結婚して子供ができ幸せに暮らす」がトップという結果に。出世に関する項目よりも安定や継続の意識が強いことがわかります。
仕事と家庭を両立しながら、バリバリキャリアアップを目指したいです。
志望業界は残業が多いので、育児休業復帰後の育児支援に関する制度が充実していると嬉しいな。
結婚や出産を経たあとも、同じ部署に戻って自分のやりたい仕事を続けたい!
2018年卒マイナビ大学生のライフスタイル調査 調査期間:2016年12月~1月実施 調査対象:2018年卒業予定の全国大学3年生及び院1年生 有効回答数:3,924名
自分の好きな仕事に
とことんチャレンジする、輝く私でありたい。
でも、仕事が一番!のキャリアウーマンとして
バリバリ働きたいというよりも、
オンとオフをしっかり切り替えられる働き方がカッコイイ。
平日の夜や休みの日には、自分の時間を大事にできたらいいな。
もし結婚して子どもができたときは、
家庭も仕事もどちらも大事にできる働き方が私の憧れ。
自分らしく働く生きるためには、職場の環境ってとっても重要。いくら好きな仕事だって、働く環境が整っていなければ、続けることは難しいですよね。業界・企業研究を行う際に、各種制度の有無だけではなく、実績も合わせてチェックしておきたいところです。
働き方改革に積極的な企業だと、求人サイトでも結構情報を公開しているのだけれど、そうでない企業だとなかなか情報を得るのが難しかったなあ。
面接のときに福利厚生について詳しく聞きたかったんだけれど、実際に面接官を前にすると聞きにくかったよね。。
企業説明会や面接の場ではなかなか聞きにくいポイントを、
簡単にスマホで調べられる方法を紹介します♪
厚生労働省が運営する「女性の躍進推進企業データベース 」では、
企業の女性活躍に関する状況についてのデータを見ることができます。
このデータベースのコツを掴めば、知りたい情報が分かって、企業選びにすごく役立ちますよ!
福田さん
(厚生労働省 雇用環境・均等局 雇用機会均等課 女性活躍推進係 係長)
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条件を付けて検索してみよう!
企業規模や業種などで条件を付けて、複数の企業を検索することができます。自分が気になるポイントを選んで、企業を探してみましょう!
[企業規模][業種][都道府県]などの条件を付けて検索してみましょう。
お、検索結果が出てきた!
検索結果一覧が表示される。
気になる企業名のリンクをクリックし、企業の詳細ページをチェック!
その企業の企業規模や所在地などの基本情報のほか、「女性管理職の割合」「育児休業取得率」などの女性の活躍推進のための取組状況などの企業情報を見ることができます。
(※企業は1つ以上の情報を公表することになっているため、すべての項目について公表されているとは限りません。)
残業時間や育休について情報を知りたいんだけど・・・
自分のペースで働けそうな企業か知りたいときは、企業の詳細画面のココをチェック!
男女別の継続勤務年数が確認できます。
月の平均残業時間が分かります
年次有給休暇取得率が分かります。
「休みは取れるのかな?」「残業はどれくらいあるんだろう」「育児休業は取れているのかな・・・」、そんなところを聞きたいのが本音だけど、会社説明会では聞きづらい、聞いたらマイナスイメージになるかも、と思われている就活生の皆さんも多いはずです。
「女性の活躍推進企業データベース」では、企業自らが公表している情報を学生の皆さんが移動中や授業の合間に見ることができるので、企業研究に役立つこと間違いなしです。
どんな『働き方』をしている企業かどうかチェックしてみて下さい!
自分にも昇進のチャンスがあるかどうか調べたい!
女性のキャリアについて知りたいときは、企業の詳細画面のココをチェック!
男女別の継続勤務年数が確認できます。
係長以上の管理職に占める女性の割合が確認できます。
「企業認定等」の項目に、女性が活躍している企業の認定マーク「えるぼし」マークがあるかも是非チェックしてみて下さい。
女性の管理職等割合や採用に占める女性の割合、労働者に占める女性の割合なども各社の詳細画面から確認できるので、複数の視点から見て下さい。 「全体では女性社員が多いのに、女性の管理職比率は低い」場合は、管理職は男性がメインの企業なのかもしれません。
また、どれだけ多くの項目を公表しているかどうかでも、企業の女性活躍推進に対して積極的かどうかの姿勢を判断することができます。
子どもを産んだ後も働きやすい環境がいいなあ・・!
働きながら子育てしやすいかを知りたいときは、企業の詳細画面のココをチェック!
男女別の育児休業取得率が確認できます。
職種又は雇用形態の転換実績が確認できます。
「企業認定等」の項目に、子育てサポート企業としての認定マーク「くるみん」マークがあるかも是非チェックしてみて下さい。
育児休業取得率の全国割合は女性81.8%、男性3.16%となっています(平成28年度厚生労働省雇用均等基本調査)。 今や、取得できて当然となっている育児休業ですが、いざ就職するとなると、志望する企業で育児休業が取得できるのかは気になるところですよね。
ここで注意いただきたいのは、「育児休業取得率」とは、出産した人(本人または配偶者)のうち、実際に育児休業を取得した人、の割合ということです。例えば、「育児休業取得率、男性100%!」というのは男性社員が全員育児休業を取得した、というわけではありません。妻が出産した男性職員が1人、その男性職員が育児休業を取れば取得率100%となりますので、数字の見方に注意して下さい。
検索結果の一覧で、いくつかの企業を比較できるのが便利。厚生労働省のサイトだから、データの信頼性も高いしね。
スマホでもPCでもログイン・会員登録なしで調べられるのがいいね。就活の合間や電車の中でもチェックできるのはうれしいかも。
継続年数は面接で聞きにくいというし、長く続けられそうかどうかのデータをまとめて見られるのはありがたい!
「女性活躍推進法」に基づく企業の女性の活躍状況に関する情報や行動計画を掲載しています。誰でも無料で閲覧可能で、就職・転職の際の企業研究・情報収集としても利用できるため就活生には大変役立つツールです。
http://positive-ryouritsu.mhlw.go.jp/positivedb/
マイナビ学生の窓口 広告企画/提供:厚生労働省