学生時代は肌荒れを気にしていなかったという人も、 就活や社会人になるタイミングで「人からの印象」を意識するようになることも多いのではないでしょうか。 先輩たちはどのように肌荒れと向き合っていたのか、リアルな声を聞いてみましょう。
社会人の肌トラブルに関するアンケート2020年12月25~26日 回答数:20代の社会人男女307人(男性106人、女性201人)マイナビ学生の窓口調べ ※1 「まあまあ気になる」「気になる」の回答を合わせた数値 ※2 ニキビで皮膚科を受診したことがある人のみ回答(92人)
ニキビは、性ホルモンの影響で皮脂腺が発達し、 皮脂が多すぎたり毛穴の出口がつまったりすることや、アクネ菌がたまってしまうことが原因です。 増えすぎた菌に対抗するために免疫が働いて炎症を起こすから、赤く腫れあがっていくのです。
皮脂の分泌が盛んになる
性ホルモンの分泌が思春期に活性化したり、ストレスなどが原因で過剰になったりすると、毛穴の奥の皮脂腺から皮脂がたくさん分泌される。女性は男性ホルモンと女性ホルモンのバランスのくずれがニキビの原因の一つとなる。
毛穴がつまる
肌の細胞には、一定周期ごとに生まれ変わるターンオーバー機能がある。それが乱れると毛穴の出口の角層もはがれないでとどまり、厚くなって出口をふさぐようになってしまう。
アクネ菌が増殖する
アクネ菌は誰もが持っている肌の常在菌。毛穴がつまり皮脂が充満した中で増えていく。増殖したアクネ菌はニキビの炎症を引き起こし、赤ニキビができてしまう。
皮膚科・美容皮膚科医吉田貴子先生
渋谷スキンクリニック院長。一般皮膚科と美容皮膚科の両方を開設しあらゆる肌の悩みに向き合う。日本皮膚科学会会員、日本美容皮膚科学会会員、日本臨床皮膚科医会会員。
ニキビ・肌荒れには、 適切な治療と 日ごろの習慣が大切
皮膚に常在するアクネ菌は汗や皮脂が大好物。ジメジメした空間では異常増殖して、ニキビができやすくなります。髪やマスクで肌を覆っている場合はたまに新しい空気を肌にあててあげましょう。鼻や口のまわりは油分を控えたスキンケアに変えるなども効果的。ニキビが次々とできるときや治りが遅く、赤く腫れている場合は早めに皮膚科へ相談してくださいね。
皮膚科学に特化した製薬企業マルホのニキビ治療総合情報サイト かわいいハリネズミ教頭がニキビについてくわしく教えてくれます。
監修/渋谷スキンクリニック 院長 吉田貴子先生 協力/マルホ株式会社 【問い合わせ】マルホ株式会社0120-458712受付時間9:30~17:30(土日祝・および当社休業日を除く)
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